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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

12歳と7歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2016年3月 8日

子どものアレルギー体質改善のためにわたしがしたこと ~迷宮レベル2~

わたしがアレルギー体質のせいか、息子までちゃっかり特徴を受け継いでいることがわかったのは、離乳食で卵を食べた時です。
わたしの場合、卵アレルギーにはじまり、アトピー、花粉症、ぜんそく、温熱・寒冷じんましんなど、アレルギーのデパートかよ!と思うほどあります。このアレルギー体質とはもう何年も付き合ってきましたが、仕方がないものとして受け入れていました。経験上いえることは、ひとつのアレルギーが治ったからといって、アレルギー体質を改善しない限り、次々と別のアレルギーが出現する可能性があるということです。

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そういうわけで、息子がアレルギー体質というのは受け入れたくない現実です。
かゆくて寝られず泣いてすごした夜、運動をして体温が上がると、顔中虫刺されのようなぶつぶつが出て気味悪がられた部活、悲しくもないのに鼻水や涙が止まらなかった卒業式、せきが止まらなくて肋骨を痛めてシップを貼っていた青春の日々。走馬灯のように思い出されるアレルギーとの共存生活。

ああ、いやだ。
同じ思いを息子にさせるなんて!
自分のことには無頓着でも、息子のことになると母はいてもたってもいられません。

 

★自分の母親がしてくれたことは 

自分がこんなにアレルギー体質だったら、自分の母親も同じ気持ちだったのではないかとふと思いました。自分の小さいころを思い出すと、母親は漢方薬 局で2種類の漢方を買ってきて、大鍋で煎じてお風呂に入れていました。茶色い色で、少し甘ったるいどくだみのような匂いです。その漢方風呂に入ると、ジュクジュクしていた腕のアトピーがかゆくなくなり、掻くことが減り、ピーンと皮ができました。

illust_1602_02.gifその漢方風呂にすると、不思議とお風呂のカビははえず、むしろ漂白したみたいにお風呂がぴかっときれいになっていました。
ということは、わたしの全身がかゆかったのはカビのせいかも!?と幼いながらに自分の体にカビが生えているんじゃないかという考えに至り、身震いしたのを覚えています。真菌とかの菌の仕業だったんでしょうか。

そして、次に思い出すのはモロヘイヤ。
今ではスーパーでモロヘイヤの葉っぱが売られていますが、当時はとても珍しいものでした。ある日、母親が「これで治るかも!!」といってわたしの前に差し出したのは、エジプトの壁画が描かれた容器。

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普通に怪しい。

話を聞くと、アトピーに効果があるといわれて、商店街でモロヘイヤの粉を試食したそう。粉はまずかったから、錠剤ならいける!という。その日から1日3粒、その緑の三角形をした怪しくてまずい錠剤を飲みました。1箱1万円という金額にビビって、初めはプレッシャーを感じながらも飲んでいましたが、容器を見るたびにエジプトの壁画が気になって、何か呪いがかかるんじゃないかなどと自分に都合の良い想像をして、面倒でやめてしまいました。親の気持ち、子知らずです。

すると、今度はモロヘイヤの粉を買ってきて、スープなどの料理の中に知らないうちに入れていたようです。そう、盛られていたんです。
しかし、高額なものはやはり効果がでるまで継続するのは難しく、フェードアウトでした。他にもいろいろ試しましたが、なんやかんやで結局治らなかったんです。

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