特集

子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

この記事を書いた人

ヒラリーさん webデザイナー

10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2020年7月 6日

夏用マスクを手作りする ~迷宮レベル46~

緊急事態宣言が解除されて一番の大きな変化は、やはり子どもたちが小学校や保育所に通えること。お友達や先生に会えるのが嬉しくて喜んで学校に通っていますが、長いお休みの自由な生活も相当快適だったらしく、「またゴロゴロしたい」「ずっとゲームをしていたい」と言っています。なんて正直な...。

illust_46_01.jpg

★新しい生活様式
小学校が再開されるにあたって、毎日マスクをして登校することが義務づけられました。長男曰く、給食も黒板の方を向いて一人でお話せずに食べると言っています。あらまぁ~と思いましたが、致し方なし。休憩時間はどうしているのかと尋ねると、運動場の遊具を集合場所にして1年生の時に仲の良かったお友達と『かくれんぼ』をしているようです。「あれ?鬼ごっこじゃなかった?」と尋ねると、鬼ごっこはタッチするからダメなんだといいます。ソーシャルディスタンスを守っていることにすごく驚きました。

同じマンションに住んでいる新一年生のママの話では、休み時間もできるだけ大きな声で話さないよう言われているらしいです。真面目なその子は前を向いて机に座っているようでお友達をつくるきっかけがないらしいと言っていました。もう、ぎぇ~!って感じです。一年生は友達100人できるかな~♪なんてウキウキで、今日はこの子とお話したよとか聞くことで親も安心するみたいな流れがあるだろうに、これが新しい生活様式なのだろうかと戸惑いました。

そういえば運動場で走りまわっているうちの長男は、新2年生のクラスで新しいお友達ができたという話はまだ聞いていません。心配だけど、これは時間が解決してくれるのかしら。

★夏用マスクをつくる
pic_46_01.jpg マスクをして走り回ると暑いということを聞き、早急に涼しい夏用マスクを作らねば!と生地を探すことにしました。服地でいう夏用って麻とかを思い浮かべますが、マスクにするには張りがありすぎなイメージです。そこで夏用マスクの素材をネット検索してみました。どうやら触って冷たいと感じる『接触冷感』を売りにした生地があるようです。人によって冷たさの感じ方も違うと但し書きがしてありました。実際に触ってみないことにはなんとも言えないなぁ...。

そこで、手芸屋さんへ出向きました。ありました、ありました。接触冷感。いくつかあった生地を順番に触ってみましたが、確かにヒヤッとするものもあれば、気のせいかな冷房が当たって冷たいだけでは?くらいなものもありました。
材質表示を見比べてみると、誰もが感じる冷たさのものはどうやらナイロンやポリエステル素材のものです。
やっぱり肌に直接触れるものだし綿素材で探した方がいいのかしらとその場での購入は思いとどまりました。

皆、行きつく思考の先が同じなのか綿素材で接触冷感の生地は売り切れでした。そこでフリマアプリで探してみると、たくさんの生地が割り増し価格で出品されています。フリマだから安いという時代は遥か過去の話でしょうか...。

pic_46_02.jpg

裏地に接触冷感の生地を使用

試しに買ってみるか~とその中からひとつ選び、ポチっと購入。わたしが購入したものは、ワッフル生地でした。ポロシャツのような感じで、肌にまとわりつかず良かったです。

同時に100円均一ショップにも出向き、濡らしたら冷たくなるタオルも購入し、それでマスクを作ってみることにしました。もちろん濡らしたら冷たいだろうけど、はたして濡らして息ができるのかどうか不明なので、そのままの状態で使用する前提です。

おまけに、パパがいつも着ている夏用の機能性インナーのXLサイズ(生地がたくさんとれるので)も購入し解体しました。ついでに凸凹した夏用のリップル生地も買って、子ども達に甚平でも作ろうか!なんてどんどん調子に乗っていきます。気づけば、夏用生地が思いのほかたくさん増えてしまっていました...。

そこから隙間時間をみつけては、せっせと夏用マスクを作ります。共通して言えることは、夏用マスクの生地に購入したものはミシンで縫いにくい!柔らかすぎて、布が針に巻きついてしまいます。特に縫い始めが難しいことがわかったので、あえて途中から縫い始め、返しミシンでどうにかする技を発見(笑)

いざ完成すると、マスクの出来がよかったので息子のお友達にプレゼントしてしまいました。あれ?マスクがないから作り始めたんじゃなかったっけ?
パパにもマスクを作りましたが、平日は電車にも乗るので不織布のサージカルマスクにして、週末のみ布マスクと使い分けているようです。

★マスクケースを作る
pic_46_03.jpg 新しい学校生活では、給食の時間と体育の時間はマスクを外すようでそのマスクをいれる袋を持参しなければなりません。探しに行きましたが、学校再開とマスクケースがセットになっているのかどこも売り切れでした。
ビニール袋でも良いかと思いましたが、毎日使うものだし今の勢いでイケイケどんどん!!マスクケースも手作りすることにしました。手帳型のものや仮置きのものも作りました。中を開くと、除菌シートで拭けるように生地をラミネート加工しました。

女の人は食事をするときにマスクを外すと、たいてい内側にファンデーションがついています。バーンと見えるようにその辺に置くのもなんだか嫌だし、ポケットにしまうのもその表面についている菌はどこへいく?なんて考えると、やっぱりこれからはマスクケースもあった方が便利なのかな。

完成して、どやさ!と姉に画像を添付したところ、「じゃあ、そのピンクを送ってちょうだい」と言われました。まあ、そうなるよね~。

★梅酒をつける
5年前、ホワイトリカーではなくブランデーやウイスキーで梅を漬けてみました。最後まで残っていたブランデー梅酒もついに飲み切りそうなので、今年は必ず漬けなければ!とウキウキでお店に買いに行きました。すると、すでにホワイトリカーも氷砂糖も棚からありません。そして、青梅ではなく漬梅しか置いていない緊急事態!
3軒もお店をはしごしてしまいました。

これもコロナの影響でしょうか!時期を逃したのか、梅を収穫する人手がなく実が熟してしまったのか...。いつもなら購入しない3Lというぜいたくなサイズしかなかったので、今年はそれで梅酒を漬けることになりました。完熟梅酒!楽しみがひとつできましたよ~。

pic_46_04.jpg

この記事がおもしろかったらボタンを押してね!

おもしろかった 23

これまでの子育て迷宮日記も見てみよう!

記事をもっとみる
ページの先頭へ戻る