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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

6歳と1歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2018年6月 4日

長男のランドセル選び ~迷宮レベル27~

年長組さんはランドセルを選ぶ季節です。そんなニュースをネットでみて、正直びっくりして、すぐに最近のランドセル事情を検索してみました。すると、子どものためにランドセルを選び購入することを「ラン活(ランドセル活動)」というようです。最近はなんでも「活」をつけるんだなぁ~と思いましたが、ランドセル争奪戦という単語をみると、自分の時代とは違ってとんでもないことになっているのでは...と身震いしました。

いつだったかTVのニュースで、ランドセルの発売日にサーバーがダウンして、店舗に親たちが詰めかけてすごい行列になっている様子がフラッシュバック! 他人事のニュースでしたが、もしかして今年自分の身に降りかかるのでは?

★ まずはランドセルについて調べる
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何が良いかもわからないし、特にこだわりもないし、男の子なら黒いランドセルだったらなんでもええやんと思っていましたが、毎日すきま時間にランドセルのサイトを見ていると、「これは好き、これは嫌い」といった好みがでてきました。
そこで、とりあえず片っ端から気になるランドセルのカタログを取り寄せました。その数20冊!女の子のランドセルは赤やピンク、水色にパープルとカラフルです。その点、男の子は黒や紺で割とシンプルかもしれません。カタログをじっくり見て自分の好みの傾向を分類し、実際に見に行く店舗を絞りました。

★ 神戸と大阪へランドセルを見に行く
4月の早い段階で神戸のショールームや工房を見に行きました。そして、出張展示会の情報も調べ、大阪にも行きました。
当の長男は、はじめ興味津々でランドセルをみていました。会場の中を見渡し、「これ!」と選んだのは、ドラえもんのような真っ青なランドセル。

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うきうきしています。牛革でずっしり重たいのに、「これがいい!全然重さは気にならない!!」と言っています。子どもってやっぱり好きな色で選ぶのね~。しかしそのランドセルは、A4クリアファイルのサイズでした。私の購入基準はA4のプリントを紙のバインダーで挟んでためていけるA4フラットファイルが入るサイズです。

次の会場で「これ!」と選んだのがシルバーのランドセル。かぶせのパイピングがブルーで、まるでウルトラマンのようでした。
「実際に小学校に通いだした時に、まわりがみんな黒色でも絶対にこの色でいいの?」と尋ねると、「それは嫌だ。」という返事。そこで、黒がベースで青のポイントがあるランドセルに絞ることにしました。

カタログや口コミをみて一番気になっていたのが、ある工房のランドセル。カタログを見た中でわが家の第一候補だったので、迷いに迷って奈良県の本社へ行くことにしました。

★ 奈良までランドセルを見に行く
ランドセルを見に行くためにわざわざ奈良県へ行くなんて、普通に考えるとどうかしています。しかし、そうさせる何かがあるのは確かです。小旅行気分だったので道中も楽しめるよう車内でしりとりをしたりして過ごしました。

自然豊かな環境にポツンとある工房はすでにおしゃれ。ショールームに入って、早速お目当てのランドセルを背負ってみると、息子にとてもよく似合っていました。 せっかくここまで来たので、他のランドセルをいろいろ背負ってみようと息子に促しましたが、案の定もうやる気がありません。息子の心はもう決まっているようでした。

ソフトクリームを食べて休憩をしてから、実際にランドセルをつくっている工場の中を見学させてもらいました。職人さんたちは慣れた感じで丁寧に作業の説明をしてくれました。
ランドセルの角を均一に寄せてひだを作り扇形にすることを「菊寄せ」といい、目の前でそのひだを作ってくれたので、ほれぼれしました。

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革の裁断面を磨いてニスを塗り重ねる「コバ塗り」という技術も見せてもらいました。実際に作っているところを見せてもらえるのは、カタログの文章を読むよりイメージできてわかりやすかったです。長男も職人さんが一生懸命作っている姿をみたので、きっとランドセルを大事にしてくれると思います。

★ はじめての大仏さまの大きさに驚く
ランドセル見学後は、せっかくなので奈良の大仏見学にいきました。大仏殿では、大勢の外国人観光客がいました。わたしが小学校の修学旅行で来たときに、6年生女子は身体が大きいから柱の穴に入ったらでてこられないかもな~と先生が言っていたので、思春期のわたしは入ってみたかったけど入るのをやめました。しかしなんのことはない、大人たちが行列になっていました。案の定柱の穴に入って抜けられなくなり、必死でもがいて引っ張ってもらっている人も。トライしてみてもよかったんだ~...とその姿をみて昔の自分に心の中で語り掛けました。息子は、あっという間に抜け出てきました。

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その後、鹿にせんべいをあげようと購入しているそばから、何かがわたしをこづいてきました。それも両側からです。振り返ると、鹿の大群に取り囲まれていました。鼻息も荒く、驚くほどの勢いで次々と鹿に服をかまれ、鹿のよだれで服がドロドロになりながら悲鳴をあげ、息子と一緒に逃げ回りました。鹿って階段もすごい速さで登ってきます。もうこわすぎなので、鹿せんべいをおもいっきり手裏剣のように遠くに投げ早々に降参しました。

★ いよいよランドセル争奪戦へ
いよいよランドセルの発売日になりました。年々発売開始が前倒しになるようで、去年は6月だったのが今年は5月です。

昨年の人気モデルは開始2分で売り切れたものもありましたが、絶対にこの戦いは負けられません。買い物かごに商品を入れるシミュレーションもバッチリです。事前に会員登録をしておいたので、時間になると夫も驚くほどの早業であっという間に注文を完了しました。「やった!買えた!戦いに勝った~!」と喜び、いっきに肩の荷がおりました。その日の夜、そういえばランドセルの売れ行きはどうなっているのか調べてみると、8モデルほど完売になっているものの、まだまだ多くのランドセルが販売されていました。激戦でもなんでもなかった...。余裕で買えてるやん...。戦いって言ってる自分が恥ずかしや~。

息子は希望のランドセルが買えたことに大喜びし、今からとっても楽しみにしているようです。4月や5月に買っても、実際に届くのはまだずっと先です。なかには届くのが来年になるものもあるようです。

第一希望以外で気になっていたランドセルの売れ行きをチェックすると、展示会で息子が選んだ「コレ!」というランドセルはもう販売終了になっていました。今はネット通販が普及したおかげで、全国のランドセルを比較検討できるため、選択肢が多すぎると逆に悩むことも多くなると思います。ランドセルの購入を考えているのであれば、やっぱり早めに調べて動いたことは良かったかな。
わたしのラン活は、夏を待たずに一足先に終了しました。

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