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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2022年5月25日

息子ととんぼ玉制作デートをする ~迷宮レベル64~

春休みや運動会の代休日など、我が家では小学生の長男だけがお休みの平日があります。弟がいることで何かと我慢する場面もあるだろうと思い、たまには長男と二人きりでデートでもしてみるかなと計画を立てました。
長男に「二人で出掛ける?」と尋ねてみると「ヤッター!」と大喜び。その姿をみて、反抗期はまだまだ先なのかなと少しホッとしました。

長男は小さい頃から石や丸いものを集めたりするのが好きで、最近は鉱物に興味を持ち始めていたので、石ではないけど以前から気になっていたとんぼ玉作りにチャレンジしてみるのはどうかと提案しました。工作も好きなので、早くもノリノリです。

出発の準備中長男は、財布の中に全財産の1,000円を入れていました。それをどうするのか尋ねてみると、お土産売り場とかあったらお金がないと欲しいものが買えないからと言います。自分で出す気なの?と驚きましたが、ちょっと様子を見ることにしました。

★とんぼ玉を作る
ネットで事前に体験予約をしていたので、待ち時間もなく始められました。今回は一人2個のとんぼ玉を作ります。まずはベースのとんぼ玉の色を選び、水玉やキラキラなどの柄を選びます。長男はソフトボールを始めてから野球中継をみることも増えたためか、すっかり阪神タイガースのファンになっていたので、黄色と黒を選びました。長男が短時間でサクッと決めたのに対し、わたしは迷いに迷ってやっと透明と青色を選びました。そこから柄を選び、いざとんぼ玉制作へ!

こわいくらいのガスバーナーの勢いに、ビックリ!しかも、ガスの音だけで炎の色が見えていなかったので、絶対に手や顔を近づけたり上から覗いたりしないよう箱入り息子に注意しました。

細長いガラス棒をバーナーの火で溶かし、金属の棒にぐるぐる巻きつけていきます。ガラス棒をバーナーにかざしたときだけ赤い火が出ました。巻きつけたガラスを丸くするためにぐるぐる回し続けます。途中、柄のガラスやビーズにコロコロ押し当ててくっつけ、また丸く形を整え、最後は砂の中で冷やします。

火が怖くなければ、子ども一人でも制作できると思います。作ったのはたった2個のとんぼ玉だったので、自宅に制作できる環境があればいろんな柄や形を試してみたいのになぁと思いました。もっと作りたくてウズウズです。

★アクセサリーに加工する
ガラスが冷めるのを待つ間、作家さんが作ったとんぼ玉のアクセサリー作品やお土産売り場もみました。長男は、「オラが1,000円で買えるのはあるかな~」と言いながら、値段を見ていくと9割9分1,000円以上しました。値札を見るたび、「ギャー!」と言っています。世間の物の値段が今やっとわかったようです(笑)1,000円以内では、なんかよくわからないような動物の小さい置物しかありませんでした。じゃあ、これにしよっかなと決めかけたので慌てて止めました。本当に欲しいものじゃない限り、お金は簡単に使わないよう言い聞かせました。

せっかくなので、作ったとんぼ玉をキーホルダーやブレスレットに加工して、身につけられるようにしようと思いました。カラフルなビーズやとんぼ玉のパーツが揃っています。その加工賃で1,000円以内になるのでは?と計算。

阪神タイガースのカラーにしたので、虎の顔のパーツを選びました。そこになぜか目玉焼きのパーツを追加するといったり、いろいろ迷走しながらも選び終えました。選び終えた後、ガラスも冷えたのでその場でひも通しをしてキーホルダーを完成させました。

これが長男のとんぼ玉キーホルダーの完成品

わたしはとんぼ玉一つをネックレスに、もう一つを次男へのお土産のキーホルダーを作りました。長男とお揃いにしたかったので、虎のパーツを使いました。自分でアクセサリーに加工しなければいけなかったけど、意外とそれが楽しくてもっともっと作りたくなりました。

これが次男へのプレゼントのキーホルダー


これがわたしのとんぼ玉ネックレス

★お小遣いの行方
加工したアクセサリーを持ってレジに行くと、長男がうれしそうに財布を出し始めたので「ここはママがプレゼントするよ」といって支払いました。こっそり値段を聞くと、1,000円を少しだけ超えていました。虎のパーツが高かったようです。

物撮り(ぶつどり)のスペースもあり、作ったアクセサリーの撮影をしました。アクセサリー作りより、写真を撮る方が難しい!流行りの映え写真にはならず...。全然良さが引き出せませんでした。

帰りの電車に乗るために駅へ向かうと、甘い匂いがどこからともなく漂ってきました。ニオイの先は、屋台のカステラでした。すると「オラ決めた!」と言って、なんと40個入りを1,000円で購入してしまいました。絶対に使うと決めてたんだね1,000円...。

買い物をするのって楽しい!

甘いはちみつ入りのカステラを口いっぱいに頬張る姿は、まるでリスのようで可愛らしかったです。リスが虎に成長するにはまだまだかかりそうだなと思いつつ、わたしもカステラを頬張りました。リスの子はリスのまま⁈(笑)

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