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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2019年5月20日

小学校の入学準備をする ~迷宮レベル38~

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泣いて笑って5年間通った保育所を修了しました。ゆっくりする暇もなく、小学校の入学準備が待っています!

★算数セットに名前をつける
入学準備は名前つけや小物作りなどがありますが、地味に一番大変なのが持ち物すべての名前つけ。その中でも算数セットが最恐アイテムです。おはじきやかぞえ棒のスペースの狭さや数の多さにうんざりしながら、おぼつかない手でピンセットを使いシールを貼り付けていきます。自分のおはじきには確かペンで名前が書いてあったなぁ・・・。心の中で親に「ありがとう!」とつぶやきながら永遠に終わりそうにない作業を黙々とこなしました。子どもが起きている間は紛失の恐れがあるので絶対にできません。母はもう100を何回数えたでしょうか。

★小物を作る
保育所では袋物の大きさの指定がなかったので、市販のもので済ませていましたが、長男が通う小学校はいろいろと細かい大きさが指定されています。高校生の時に作ったエプロンを最後に、ミシンには触れていなかったし、そもそも持っていなかったのでこの際、ミシンを購入することにしました。

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自動糸調子ってなに?ボタンを押せば糸が切れるの?と驚きの連続でしたが、はるか彼方の記憶を手繰り寄せて、説明書を片手に小物を作りました。ランチョンマットを1枚つくるだけで2時間半!もう嫌だわん(涙)

そうだ!布を切る裁ちばさみを持っていなかった~!なんて、作業しながら気づくというへっぽこな調子でしたから、縫い代に印をつけるチャコペンすら持っていませんでした。何回「ぬお~!!」と叫んだことか。「作業中は近づくでない!」と言い渡していた長男はソファの上で飛び跳ねながら遠巻きに私の様子を伺っていました。昼寝から起きてもママが一向に相手をしてくれない次男は我慢の限界だったようで、いつの間にかわたしの足元に転がっていました。床が涙で濡れています。そんなこんなで完成したのがこちら。

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ランチョンマットは、小学校ではナプキンというそうです。ついでに給食マスクも2枚作りました。これは、ガーゼ生地を折って両端を直線で縫うだけで意外と単純な作業でした。

探してみて気づきましたが、市販の男の子の給食用ランチョンマットはほとんどブルー系。食の細い長男がちょっとでもたくさん食べてくれるように、視覚的に暖色系のアイテムをどうしても持たせたかったので、母はこんなに頑張ったのです。男の子でも使える暖色系の柄をフリマアプリで売れば、結構需要があるのでは?とひらめきましたが、自分の縫い代をみて断念しました。ほかに手提げ袋や、上靴袋、鍵盤ハーモニカ袋、給食セットの袋など山のように準備するものがあります。ほんとおそろしい!

★学習スペースを作る
そのほか、小学校入学にあたって学習スペースの確保や教科書やランドセルを置く棚も購入し、想像以上に散財してしまいました。今はやりのリビング学習スタイルにしてみましたが、ダイニングテーブルで勉強させてみて気づいたのが、テーブルの木目が結構ボコボコしていること。真上からの室内灯だけだと手元は意外と暗いこと。ダイニングチェアでは、足がブラブラすることがとてもひっかかりました。

そこで、まずは学習椅子だけを購入しました。今まで座っていたダイニングチェアのスペースに学習椅子を置き、これからこの椅子でご飯を食べたり勉強をしたりします。ダイニングテーブルの上に敷く透明なマットも買いに行きました。ダイニングテーブルの大きさにカットしてもらうと思っていた金額より高かったので、既製品の学習机用のものをテーブルの一角に敷くことにしました。手元を照らすデスクランプをダイニングテーブルに置くと邪魔になります。やっぱり学習机を用意した方がいいのかなぁとリビングを見渡してみましたが、狭いマンションではそんなスペースはありません。

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パパは「物が多すぎるねん!」と言い、「おもちゃを全部捨てようぜ!」と暴君なことを言い出すので、慌ててドードーとなだめました。たとえ息子のおもちゃでも、あの頃の息子の笑顔もセットで記憶に残っているため、手放すなんて殺生な~!お代官様~!!と三文芝居をしながら、慌てて話を逸らしました。

★小学生になるまえに
小学生になると勉強もはじまるため、なかなかお休みをとってお出かけをするということがなくなってきます。そこで、春休みのうちに息子の行きたいところ、したいことはないか尋ねました。すると、「ママと公園でサッカーがしたい!」という答え。なんと無欲な。慣らし保育で大泣きしている次男には申し訳ないけど、桜満開の公園で長男と毎日二人でサッカーをして遊んだのはとても良い思い出になりました。

さあ、いよいよ義務教育9年間の幕開けです!

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