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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2017年12月28日

部屋の中に秘密基地を作る ~迷宮レベル22~

★長男の居場所

最近、気づけば5歳の長男が家のいたるところに基地を作っています。カーテンの中、ダイニングテーブルの下、弟のプレイジムの中などです。クッションや毛布、空き箱を集めてきては砦のように積み上げ幕をたらし、その中にあったかい毛布を敷きクッションまで持ち込んで、何かこそこそして楽しげです。
まるでカラスが木の枝やプラスチックなどを集めて巣を作っているかのようです。

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わたしはいつもソファの左隅に座って授乳をするのですが、いつも背中にあるはずのクッションが毎回行方不明!いつもあるところに物がないというのは、結構ストレスがたまります。お腹がすいて大泣きする次男を片手に抱え、クッションを探して回るという光景が1日に数回。長男はいろんなところに別荘の巣を作るので、あっという間にリビングがガラクタだらけになっています。
目の前で壊すとすねて面倒なので、息子が保育所でいないときに基地を解体しながら、どうしようか考えました。子どもは暗くて狭いところが好きだから、場所だけ決めて作ってしまおう!
そう決めると、さっそく子どもの基地をネットで調べました。すると、「ティピーテント」というのがヒット。アメリカの先住民のテントで、それをキッズ用にコンパクトで簡易にアレンジしてあります。しかし、価格は数千円~1万円ほどです。「はい、消えた~(なるほどザワールド風に)」

キッズ用のティピーテントの形状を目に焼き付け、自分で手作りできないか考えました。棒が4~6本で、上の方をひもで縛り布をかければなんとかできそうです。通販の商品のように角材を用意するとなるとホームセンターにいかなければいけません。出不精のわたしは車を運転する時点でその選択肢が「はい、消えた~。」

しかも、角材が倒れたりすると危険だし、家具にあたっても物を破損しそうなので、軽いものが希望です。そこで思いついたのが100円ショップにある突っ張り棒。端がゴムになっているので、ずれたりせずに床も傷つかないし、ナイスチョイス!できるだけ節約したいので突っ張り棒は3本か4本か迷いましたが、安定性を重視して4本に。ちなみに6本にすると丸い形になって、よりリアルティピーテントに近づきます。180㎝の突っ張り棒を使い、先端から20㎝あたりをひもでグルグル巻くのですが、巻き方がよくわからないので幅広のゴムバンドで巻き、マジックテープでとめました。次にテント用の布ですが、三角形に布を切ってミシンで縫ってピッタリにしたいと思いましたが、うちにはミシンがなかったので、シーツをまきつけて洗濯ばさみでとめることにしました。先端部分は、プール用の筒状になったバスタオルがあったので、またゴムバンドでまきつけました。

なんとなくティピーテント風なものができあがりましたが、毛布やクッションも飾るとよりグレードアップ!

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さっそくテントに入ってみるとやはり大人には狭い。
頭だけいれて寝ころんでみると昼寝にちょうどいい感じでした。
うちの穴があいたシーツはたまたま茶色だったので中に入ると真っ暗になってしまいましたが、これを白色にすると外の光も入って明るいテントができそうです。
だから通販のキッズテントは白色なのね~。

息子が帰ってきてからその秘密基地を見せると、大興奮して大喜びでテントの中に懐中電灯を持ち込んで絵本を読んだりしていました。小さい窓から顔を出して手を振ったり、ずっとテンションが上がっていましたが、しばらくすると「暑い!」と言って出てきました。
カーテンのようなレースの素材がいいのかしら。それでも気に入ってテントに入っているので、しばらくの間はリビングに息子の巣ができないので部屋をきれいに保てそうです。
「こんどはボクも一緒に作りたい!」と言い出したので、折り畳み式ではないけど一瞬でたためるので、掃除のたびに息子とテントを組み立てることにしました。
新しい基地に夢中になっているうちに、ばれないよう空き箱は処分しなければ...。

★5カ月の次男の様子

次男はまるまる太って体が重たいので、寝返りは当分できないだろうと思っていましたが、4カ月の終わりごろに寝返りをしました。初めての寝返りの瞬間は残念ながら見逃しました。気が付いたらひっくり返っていて、元に戻れず泣いているところを見つけ、「あれ?うつぶせだったかな?」というのが2~3回あったところで、自分で寝返りしていたことに気づくという感じです。元に戻れず涙と鼻水でべとべとになった次男を床からひっぺがすと、床から鼻水もびょ~んと伸びてもうドロドロです。

まだ人見知りをしていませんが、自分の視界に人がいなくなると激しく泣くようになりました。洗濯物を干しながら、「ママはここにいるよ~。」とリビングで寝転がっている次男に話しかけ、急いで洗濯物を干しています。「うげ~!」と大泣きしている次男に急いで駆け寄ると、へへっと泣きながら笑います。来月はおんぶで家事をすることになるかな~と思っている矢先、重たい次男を抱っこしているせいかぎっくり腰になりました。ぎっくり腰になると、寝返りもできないくらい痛みでつらい!寝返りをするたびに痛みで目が覚め、えいっ!と勢いをつけないと体勢を変えることができません。5カ月の息子とよく似ています...。もうわたしも夜泣きしそう。

★特徴的な髪型の次男

毛が細く、上に向かって生えている次男の髪型は、セットしなくてもバッチリきまっています。横の毛も上向きなので、一見すると扇子のよう。次男の首がぐらぐらするたび風がおこったりして。
実家の母は、「花火じゃな~。」と次男の頭をなでながら、またすぐにピンと立つ髪の毛を面白がっています。しかし最近は毛も伸びてきて、立っていた毛は若干横にうなだれてきました。それはまるでトウモロコシのよう。後頭部はところどころ擦れて薄くなっているので里芋とでもいいましょうか。とにかくおいしそうな髪型になっています。

まわりの同じくらいの赤ちゃんを見てみると、実にさまざまな髪型です。うちの子とは逆に頭頂部だけ薄くて、横の毛がある波平タイプ。それが進化した落ち武者タイプ。逆に顔より広い面積で、ヘルメットのような髪の毛の生えたモンチッチタイプ。笑ってしまいそうな髪型は、見ているだけで癒されます。

4カ月検診でしっかり首がすわったと言われましたが、抱っこをしているとまだ時々首がぐらぐらし、いきなりわたしに頭突きをしてきます。次男の頭突きをうまくかわしていると、髪型もあってなんだかフラワーロックのようです。そして疲れると、いきなりイナバウアーをして反り返るので落としそうになります。首がすわったといっても、まだまだ支えが必要なようです。

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