特集

子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

この記事を書いた人

ヒラリーさん webデザイナー

9歳と4歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2021年1月20日

子どもに習わせるスポーツをどうやって選んだか ~迷宮レベル50~

長男は年中組の冬ごろから水泳を習っています。4種目泳げるようになり、あとは記録を伸ばすだけとなりました。小学生になったら、仲間と励ましあい切磋琢磨することを期待してチームスポーツをさせたいなと思っていたので、一人で通える範囲で探したところサッカーと野球が候補にあがりました。パパがしていたスポーツを息子にもという家庭が多いと思いますが、うちのパパはそれに関してあまり主張がありません。私自身もほぼほぼ知識がゼロ...。

調べた限りでは、まず「チーム」と「スクール」があり、「チーム」の中にも「少年団」と「クラブチーム」などがあるようです。なんかよくわからないけど、とりあえず保護者の負担が少なそうな「クラブチーム」を選択!早速行動あるのみとサッカークラブの一日体験を申し込んでみました。

★サッカーの一日体験をする

とても衝撃的な光景でした。イメージしていた体験会とはまるで違っていたのです。それは中学生の部活のようでした。すでに出来上がっている練習メニューを子どもたちだけでこなし、2チームに分かれハイレベルな試合形式でどんどん進んでいきました。うちの長男はもちろんサッカー未経験だったので、ボールに一度も触れられないままみんなのそばをただ行ったり来たり走っているだけでした。そのうちゴール付近に座り込んで、地面に絵を描いたりボーっと立っているだけでなんとその日は終わってしまったのです。

もしや試合前とかで、今回は特別バージョンなのでは⁈と思い、コーチに確認してみることに。わたしの住む地区は子どもの数が多く、1人のコーチが40人以上の子どもを見るということでこういう形態になるそうです。未就学児は基本から教えるそうで、すでにいるメンバーは幼稚園の時から習っているということでした。「次はドリブル練習~!」と号令がかかっても、初心者にはドリブルとはなんぞや。見よう見まねでやるしかない長男は、プロの世界に飛び込んだ見習いのようだと思いました。

小1では時すでに遅し。残念な結果に終わりました...。

いやいや、遅すぎるってありえん!と、次はお友達を誘って他のサッカークラブの体験に行ってみましたが、そこも同じような結果に終わりました。「ぼく、サッカー下手やからあかんわぁ」。まだ始めてもいないうちからすっかり心が折れてしまった息子を見て、無理に探すこともないかなと思い、休日に公園で楽しくボール遊びをする方がいいだろうと諦めました。

★コンタクト度合によるスポーツの選び方
そもそも人とボールを取り合う闘争心が息子にあるのかという点が気にかかります。ボールを欲しがっていれば譲ってあげるような性格ではスポーツ自体無理なのでは⁈

そんなことをふと姉に話してみました。すると、「性格的にスポーツが向いていないではなくて、コンタクト度合いでスポーツを選んでもいいんじゃないか」というアドバイス。屋内や屋外競技、道具を使うか使わないかで考えたことはあるけど、接触度合いで選ぶ発想はありませんでした。一筋の光が見えました。

サッカーも野球も、ある程度相手と距離を保てるスポーツですが、野球の場合自分の守るポジションがあって打席が回ってくることを考えると、息子にはサッカーより野球の方が合っているのかしら⁈

そう考えているときに、コロナ禍で新しいことを始めることへのハードルが高くなってしまいました。
一回目の緊急事態宣言のとき、2年生になった長男は小学校に行けず家の中で時間を持て余していました。お友達と誘い合って公園で遊ぶということもできず、たまたま会うことができたらラッキーという状況でした。偶然会えたお友達に「鬼ごっこしようよ~」と声をかけたところ、キャッチボールをするからと断られて泣いて帰ってきたこともありました。「あらまぁ~、コロナだし仕方ないよ~、そんな日もあるよ~」となぐさめましたが、スポーツをする輪に入れないと、学年が大きくなるにつれて一緒に公園で遊ぶことすらできなくなるのでは...と豊かすぎる想像力で最悪の未来をイメージし恐ろしくなりました。中学生でも鬼ごっこってするのかしら...。

★小学校のスポーツ少年団に入る

みんなで協力してバッティング練習中

2学期、小学校のソフトボールチームの体験会があるというお手紙をもって帰ってきました。保護者がボランティアで指導しているようで、初心者でも基本から教えてもらえるだろうと少し期待しました。長男に「どうする?」と尋ねてみると、「ぼく、やってみたかった!」とすでにウキウキがとまりません。嬉しすぎて、ロボットダンスのような変な動きをしています。喜びの舞でしょうか(笑)

その体験会で丁寧に教えてもらい、息子はスポーツの楽しさを味わうことができたようです。もっとうまくなりたいと思ったようで何度もボールを投げる真似をし、エアバッティングを延々繰り返していました。これはもう速攻で入会!

練習がはじまると、おじいちゃん監督に礼儀から叩き込まれていました。帽子を脱いで挨拶(あいさつ)をしたり、ジャンパーのチャックは必ず閉じて着たり、挨拶は大きな声で元気よくするようになりました。

今までママが言っても軽く受け流していたことも、一回で聞くのね...。マンションの住人にも自分から進んで挨拶をするようになりました。「ちゃんと挨拶できて偉いね」と褒めると嬉しかったようで、道で行き交う知らない人にも「こんにちは!」と挨拶していたので、慌てて止めました。

スポーツ少年団は試合のたびに準備や当番があります。パパたちが子どもたちに教えていることを思うと、もうがっつり入るしかないと腹をくくりました。うちのパパもはじめは貴重な休みがなくなると躊躇(ちゅうちょ)していましたが、とうとうコーチになることを決めたようです。大好きな息子の成長をそばで見られることが嬉しいようで、一緒に頑張るそうです。

そういうことで、「練習のためにシャトルマシーンを買ってくれ!」とバッティングのトレーニングマシーンを依頼されました。パパの使わなくなった筋トレ用のマシーンが狭い部屋の中にたくさんあるのに、今度は息子のものまで増えるのね...。

ソフトボールを習い始めて、息子は学校の休み時間に異年齢のチームの子どもたちとドッジボールで遊ぶようになりました。高学年はボールのよけ方も一工夫しているようで、高いボールは土下座でよけたり、からだをクネクネしてよけたりしているのが踊っているようで面白い!と大興奮で話して聞かせてくれました。

★ママにできること

本まつり縫いでしっかり縫い付け

練習着のズボンにひざパッドを縫い付けました。ミシンが通らなかったので手縫いですると片足1時間!2着分あったので4時間もかかりました。牛乳パックを中敷きに入れて縫うと二枚貫通することなく縫えましたよ。

泥だらけになった息子の練習着を真っ白に洗濯したり、パパに比べてママのできるサポートは地味だなぁと思っていたころ、ソフトボールで小さなクリスマスケーキをもらって帰ってきました。みんなはその場で食べてしまったようですが、息子は「ママにあげる」と食べずに持って帰ってきました。「ママは太るから食べなくていいよ。子どもが遠慮をしてはいけない」と言うと、「いつもありがとう。他にボクがあげられるものがないから」と。どうしても食べてほしいというので、「それならふたりで食べよう」と美味しくいただきました。思いがけないクリスマスプレゼントに心がふわっとなりました。

野球とソフトボールの違いすらわからない、ルールも正直あんまり詳しくないことを仕方がないと避けてきたけど、いずれスコアもつけないといけなくなるだろうしとうとう覚えるときがきてしまったのだなとケーキを食べ終わるころにそう感じました。ソフトボールの一塁ベースはなぜ白とオレンジ色なのか...。40歳を過ぎていろいろ覚えられるだろうか、なんてことを同じ時期にチームに入ったママ友に言うと、「そのうちグラウンドにパソコン持ってきてめっちゃ打率計算してそうやけど⁈」といかにもあるあるな感じで返されました。
脳トレ気分で頑張って覚えますよ~!

この記事がおもしろかったらボタンを押してね!

おもしろかった 42

これまでの子育て迷宮日記も見てみよう!

記事をもっとみる
ページの先頭へ戻る