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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2019年4月15日

仕事復帰前に沖縄へ2泊3日の家族旅行にいく ~迷宮レベル37~

pic_37_01.jpg長男が、とうとう1歳児から5年間通った保育所を修了しました。
思い起こせば、保育所から遠く離れていても聞こえるうちの子の泣き声。お汁しか食べていない日が続いて体重が減り続けた1年目。そばにいてほしいと毎朝泣かれると、なんでわたしは仕事をしているんだろう...と心折れそうになった2年目。心配ばかりしていたのに、いつのまにか息子はたくましく成長し、いろんなことに挑戦する楽しみを覚えました。息子も頑張ったけど、わたしも頑張った!

そして、これから次男の保育所生活がはじまります。と、その前にここで一度リフレッシュ(旅行)がしたい!なかなか行動に移せないでいましたが、今しかないと重い腰をあげました。

どうせならウキウキする場所がいいなぁと思い、あたたかい沖縄を育休最後の旅行先に選びました。将来の夢が新幹線の運転士さんからパイロットに変わった長男を、はじめて飛行機に乗せるのにも良い機会だなと思いました。

★ハイサイ!沖縄

pic_37_02.jpg早朝6時に家を出て神戸空港の駐車場に車を止め、8時台の飛行機に乗ります。旅行前日、子ども達はパジャマを着ずに服のまま寝かせました。当日の朝そのまま車に運んだので、子ども達は移動中も寝ることができました。空港で朝ご飯を食べ、いよいよ飛行機に乗り込みます。

長男はいっちょ前に一人分の料金ですが、次男は1歳なので無料です。座席がないので、離陸中は向かい合わせの抱っこです。耳が痛くて泣くかな?と心配しましたが、二人とも意外とへっちゃらだったので、とても助かりました。飲み物のサービスや、おもちゃをもらえてルンルンです。抱っこに飽きた次男は、わたしの足の間に立ってずっとひょっこりはんをしていました。

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那覇空港に着くと、レンタカーにベビーカーや大量の荷物を積み込んで移動です。3月の沖縄はすでに20度越えだったので、子ども達は半袖になりました。

★沖縄グルメを堪能する

pic_37_04.jpg旅行のメインは美ら海水族館で、その近くのリゾートホテルを予約していました。美浜アメリカンビレッジで、ポークたまごおにぎりやハンバーガー、沖縄で人気のブルーシールでカラフルなアイスを食べつつ、ホテルへ向かいました。晩御飯に、琉球料理を食べながら沖縄民謡が聞ける居酒屋に行ったら、なぜか最後は皆で踊りだすという不思議空間を体験しました。こういう時は踊らにゃ損!とばかりにロボットのようなぎこちない動きでその一体感を楽しみました。

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ラフテーやジーマーミ豆腐も美味しかったですが、特にわたしは「もずくの天ぷら」が気に入りました。これがビールによく合う!そして、締めには沖縄そば。豚骨ラーメンのようなスープが美味しかったので、この旅行では可能な限り沖縄そばを食べようと心に誓いました。

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★早起きをして美ら海水族館へ
翌朝、ホテルの朝食バイキングでも沖縄そばを食べました。昨夜のスープと違って、あっさりかつおだしのような感じです。場所によって味が違うのかしら!?
もっと食べていたかったけど、美ら海水族館の開園時間は待ってくれません。

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すでに30分すぎていましたが、比較的空いていて色とりどりの綺麗な生き物を見ることができました。水槽の下の方からガラスになっていて、小さな子どもにも見やすく抱っこをしなくて済んだので、腰痛持ちのママはとっても助かりました。

pic_37_08.jpg立って食事をするジンベイザメや、お腹の黒いブラックマンタもみれました。餌やりの時間帯はいつもと違った姿が見られるので、要チェックです!

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このメインの巨大水槽は、上からも見ることができます。

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ジンベイザメは、微妙に下あごが出ている方が女の子だそうです。男の子のジンベイザメは体長8メートルですが、目の大きさはどれくらいでしょう?
握りこぶしくらいかと思いきや、500円玉くらいだそうです!意外と小さいのね。イルカショーやマナティーを見た後、海の青さにひかれてすぐそばの海岸に寄り道しました。長男は波と遊んで靴がびしょ濡れ。急遽ビーチサンダルを買うことになりました。
まだオフシーズンでも、子連れ沖縄旅行にはビーチサンダルはあってもよいアイテムかもしれません。

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★まるで絵本の世界「フクギ並木」へ行く
午後は、美ら海水族館近くの「備瀬のフクギ並木」へ行きました。並木の入り口で、3回目の沖縄そばを食べました。ここもかつおだしの味で、三枚肉がホロホロに柔らかく美味しかったです。

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この日は水牛に乗る予定で楽しみにしていましたが、あいにく水牛の休息日のようでした。

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レンタサイクルがあったので、子ども乗せ自転車と長男用に子ども自転車を借りました。長男はまだ公園以外で乗ったことはありませんが、信号もないし大丈夫かな?と道路デビューをしたわけです。景色を見ながら3キロののんびりサイクリングを想像していましたが、実際長男はまわりをみる余裕はありません。猛スピードで並木をどんどん突き抜けてそのままガードレールのない海岸へ勢いよく飛び出しました。後ろから「あぶない!」と叫ぶのと同時に、車体を傾けて転び止まることができました。まだ手の小さい長男は、ブレーキに手が届かなかったようです。半袖半ズボンにビーチサンダルだったため、あちこちすりむいて絆創膏だらけになりました。

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今日はついていないとしょぼくれる長男。それでもサーターアンダギーを渡すと泣きながらもぺろりと食べていました。本当はこのあとカヌーでマングローブの森を訪れたかったのですが、ずっと泣きっ面の長男とお昼寝タイムの次男をみて断念しました。その代わり、恋島と呼ばれる古宇利島へハートの形をした岩を見に行きました。

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海の上を走る古宇利大橋は、絶景のドライブコース。きれいな景色を見て長男に笑顔が戻ってきました。

その夜は花笠をかぶりゆ~っくりと踊る琉球舞踊がみられるお店で食事をしました。なぜか子どもたちは食事に手を付けません。どうしたのだろう?と思っていると、長男の顔がみるみる青ざめ噴水のように嘔吐し始めました。そのしぶきをあびる次男。うわぁぁぁぁぁぁぁと慌てるだけの母。「大丈夫か?大丈夫か?」を連発するパパ。この親二人は何も役に立ちません。反省!鞄にビニール袋1枚は今後必ず持っておこうと思いました...。

夜間救急に走るか迷いましたが、すやすや寝始めたのでそのまま様子をみることにしました。

★ベビーカーで首里城に行く

pic_37_16.jpg沖縄最終日は首里城に行く予定でした。朝になって長男の吐き気は収まっていましたが、顔色はまだよくありません。ホテルはチェックアウトしないといけないし、考えた結果長男をベビーカーに乗せて首里城に行くことにしました。首里城はバリアフリーで、ちょっとした段差もそばにリフトがついています。

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お城の中もベビーカーを押すことができたので、ほんとうに助かりました。今日はお兄ちゃんがベビーカーに乗っているので、次男はここぞとばかりに張り切って歩いていました。

★夢を語る妻
持参した『日本の100名城スタンプブック』の丁度100番目がこの首里城です。私は死ぬまでに全部のスタンプを集めたいと夫に伝えると、「そんな城好きやったっけ?それにそのスタンプ帳はなんなん??」と驚いていました。神社仏閣を巡る御朱印長を持った御朱印ガールが急増していると聞いたので、わたしは城を巡る城ガールでファイナルアンサー!と訳の分からないことを言い出す妻を、無言で見つめる夫でした。

飛行機の時間までは琉球ガラスのペアカップを買ったり、泡盛を買ったり沖縄を最後まで堪能しましたが、長男は「ボクは沖縄と相性が悪い」と言っていました。「大丈夫、大丈夫」と根拠のない励ましをしていたわたしでしたが、帰りの機内で吐き気をもよおし、ぐったり。誰かわたしをベビーカーで運んでくれないかしら...。

その後、息子とわたしはウイルス性胃腸炎で、数日寝込みました。この旅行でリフレッシュできたのかしら...。

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