非常用持ち出し袋を見直す ～迷宮レベル55～

★小学3年生の理科のテスト
まいったな。いやはや、なんといいますか。びっくりするテストの点数を長男がとってきました。〇より×が多いじゃないの！
小学3年生にあがると、理科と社会と外国語の授業が追加されます。まあ大丈夫だろうと高をくくっていたら、この結果。

あままって一体何さ。

悪い点数を叱っても仕方がないので、正しい知識を覚え直すことに重点を置きそのフォローをしようと思い自分でも問題を解いてみました。今回のテスト内容は、チョウの生態と飼育方法です。モンシロチョウの幼虫の餌はおそらくキャベツだろうけど、アゲハチョウの幼虫の餌って何？きっとはるか昔に習ったはずなのに忘れるものなのね。

教科書とにらめっこをしてやっとわかりました。正解はみかんの葉！ない時は同じ柑橘系の植物や垣根のカラタチの葉などでもいいようです。
長男に説明をすると、まるで初めて聞いたかのように「へえ！そうなん？」と驚いています。授業をちゃんと聞いているのかしら...。

保育所の送迎でチョウチョをよく見かける季節になり、次男にモンシロチョウはキャベツ畑によくいるんだよ～と話しながら登園していました。ある日、弱りかけていたアゲハチョウが道の真ん中にいたので手を伸ばすと、わたしの手をつたってのぼり肩にしばらく止まっていました。チョウチョと仲良しだと子どもは喜んでいましたが、わたしの体からみかんのような加齢臭でも出ていたのかしらとなんだか複雑でしたよ。知識を得ただけに。

★非常用持ち出し袋を見直す
今年は早い梅雨でしかも長いようなので、コロナ自粛も相まって休日は何をしようか悩みます。そこで、数年前に作った非常用持ち出し袋を見直してみることにしました。そういえば、4年に一度、避難袋を見直そうって決めたっけ。

→ 5年前のブログ「子連れのわが家の減災備品」はこちら

紺が夫で赤がわたしと子ども用

並べてみると、大半の食品が今年中に賞味期限切れになることがわかりました。そして、前回と違って家族構成が変わっています。そうなると食料も足りません。子どもが大きくなったことで、子どもが退屈しないよう遊べるカードゲームがあるといいなと思いました。比較的使用頻度の高かった懐中電灯やマスクなども家のストックがなくなった時に持ち出し袋から使っていたので、必要なものが結構なくなっていることにも改めて気づきました。

紺色のリュックの中身

赤色のリュックの中身

2年後に賞味期限が切れる缶のパンがあったので、それは一足先に味見してみました。厳選しただけあって普通においしかったです。こどもも喜んで食べていました。こういう備蓄の食料っていつもの食品より値段も高いので味見することなくリュックに入れていたけど、入れ替えの今回ようやくいろんなものを食べることができます。

中でも注目したのが白ご飯。アルファ化米というものらしいけど、封を切って中身を見ると米粒がスッカスカで固く、なんだか子どもの服についているやつみたいだなって思いました。

床に落ちているのを踏んだら痛そう

お湯か水で戻すようなので、水で戻してみました。所要時間は60分です。
もうそろそろかな？と開けてみると、見た目はいつも食べている白飯に近くなっています。しかし、開けるのが早かったのか水がちょっと少なかったのかわかりませんが、上の方はまだ固めです。おにぎりにして食べてみると、2日くらい保温状態で放置していたご飯のようでところどころカピカピの米が歯に挟まるけど、全然普通にご飯の味やん！と驚きました。特に臭いもありません。

普通のおにぎりすぎてビックリ

そうだ！塩と食品ラップも非常用持ち出し袋に追加しておこうと思いました。
学校から帰ってきた長男に何も言わずにおやつでおにぎりを食べさせてみると、「なんかいつもより冷たいんだけど...」と言いつつもペロッと食べていました。味じゃなくて温度ね！確かに水から作ったから冷たかったのかな。でもこれなら大丈夫そう！

次男はおせんべい缶がお気に入りであっという間に平らげ、「おかわりない？」と言っていました。子どもが食べてみて気に入ったなら、また次も購入しようと自信が持てます。

食べてしまった備蓄を補充しようと商品を探していると、前に比べておいしそうなものが増えていることに気づきました。牛丼やおでんの缶詰も試しに購入！次の見直しの時まで何事もなくまた味見をして終わりたいなと思いながら、再びリュックに詰め直すのでした。