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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

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9歳と5歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2022年8月22日

小学生の新型コロナウイルスの自宅療養~迷宮レベル67~

いまだかつてない感染者数の新型コロナウイルス「第7波」では、友達や勤め先などの身近なところでも感染者、濃厚接触者がでたのではないでしょうか。

わが家でもついに、小学4年生の長男が感染してしまいました。

わたしたち夫婦は3回目の予防接種を終えていましたが、子どもたちの予防接種は副反応の影響を懸念して見送っていました。

小学校が夏休みに入り数日経ったある日、長男のお友達がコロナ陽性になったという話がちらほら耳に入りました。前日まで元気だったはずの長男が朝早くに「なんだかしんどい...」と言ってきたとき、まさか!と顔が青ざめました。嫌な予感がして体温を計測すると38.0度。あれま!

もしかしてコロナかな~と思いながら、早速かかりつけ医の小児科のWEBサイトをチェック。いつもはインターネット予約で、診察券の番号と症状をいれたら簡単に予約ができます。しかし、発熱患者は必ず電話連絡で予約をとるように赤の太字で注意書きが書いてありました。

かかりつけ医の診療開始時間すぐに電話をかけました。すると全くつながらず、通話中か回線が込み合っているアナウンスだけで切れてしまいます。ほんと嫌な予感しかない。つながった時にはもう今日の予約はすでにいっぱいで明日また電話で予約してくださいという返事。明日また電話が混みあってつながらなければまた明後日ということらしい...。ずっと電話がつながらずに終わってしまうこともあるのでは⁈

ニュースでは、症状があれば市販薬で様子を見ましょうとか言っているけど、必ず検査はしないといけません。なぜなら、コロナ陽性だと感染拡大しないよう自宅療養期間と濃厚接触者の自宅待機期間があるからです。

発熱外来の一覧を片手に、片っ端から電話をかけてみましたがどこもつながらないか、もう今日の予約枠は埋まったと言われました。まさに医療崩壊!テレビの話だと思っていたのに、 実感がないだけでもうすでに医療機関はパンク状態なのだと改めて思いました。病院の予約を取っているのか、コンサートチケットを取っているのかわからないくらいの電話のつながらなさ加減にうんざりしました。

発熱外来の連絡が取れないとなると、検査と診察をわけて考えた方が良さそうです。長男の熱は、ついに39.8度まで上がりました。小学生になると何年も熱が出ていなかったので薬のストックはありません。そこで、わたしがたまに行く近所のクリニックに連絡を取ってみました。やはり発熱外来へ行くよう言われましたが、すべてダメだったので薬だけでも処方してもらえないか尋ねると、敷地に入らずインターホン越しで連絡し、扉前での薬の受け渡しならやってもいいと言われました。感謝~!

そして、息子の体重と症状を伝え薬をもらいに行きました。

ご飯も食べず布団にくるまってぐったり寝ている息子をみると、発熱外来に行くのも無理な状態なのだろうなと思いました。薬だけもらってくる方が、身体には負担が少なそう!

薬はなんとかなったので、あとは検査のみ。そういえば無料の検査センターとかあったし、薬局でも検査キットがあったはずと思いながら、とりあえず電話で尋ねてみました。すると、発熱患者や濃厚接触者は検査対象外なので、発熱外来に行くよういわれました。なんだかループ...。発熱患者が一番検査したいんじゃないの~?と思いながら、ちょっと不満。どこの薬局でも抗原検査キットは品薄だったようで売り切れでした。

朝に連絡を取っていたママ友からPCR検査の予約が取れたと聞きました。諦めずに電話し、ネット予約を何度もチェックしていたら、たまたま検査のキャンセルが出たのでそこに滑り込めたようです。

諦めモードだった発熱外来にもう一度電話してみることにしました。案の定予約一杯で断られましたが、「明日の検査予約を今日お願いできませんか?」と食い下がってみると、一件だけOKがでました。これで一安心です。

わたしが朝からずっと電話や薬をもらいに行っている間、うちのパパはというと在宅ワークで忙しくしていました。次男から一緒に遊ぼうと誘われたり、子どもの声がうるさくて電話が聞こえないとピリピリしています。こっちは仕事を休んで朝から必死なのに、仕事ができるだけいいやん...と思ってしまったりするのはわたしの心が狭いのかな⁈

検査結果がでるまで、陽性者として接していた方が良いと思い、長男を一人部屋に隔離していました。食事を部屋に運びましたが、2日間は全く何も食べませんでした。部屋を覗く度に寝姿勢が違っていたので生きていることを確認できましたが、声を掛けてもグーグー寝てばかりでした。省エネモードなのかしら。この状態で医療機関に連絡せずに冷静になれる人がいるのでしょうか。心配で仕方がないし、わたしには無理...。

3日目になると熱は下がりましたが、食欲はないままでした。この日、検査結果が出て陽性とわかりました。その夜、熱が出て以来はじめてお風呂に入りました。陽性者は一番最後に入り、陽性者がお風呂掃除をした方が良いらしいけど、そこは子どもなのでやっぱり親の役目だよね~...。

息子がトイレに行った後と、自分がトイレに行く時は触りそうな場所をすべてアルコール消毒してまわりました。トイレが二つある家がうらましい~!

4日目になると、うどん半玉くらいは食べられるようになりました。まだ部屋からは出ることはできずYouTubeばかり見て過ごしました。

どうやって看病するの?

保健所から電話があり、陽性者の自宅療養期間と濃厚接触者の自宅待機期間を言われました。ここで難しかったのが、濃厚接触者の自宅待機期間です。長男がおとなしく隔離部屋で10日間を過ごせたなら、家族は5日間の待機で仕事に行けます。しかし、小学生未満だとそれが難しいので、陽性者の自宅療養期間+5日間の合計15日間が濃厚接触者の自宅待機期間だと言われたのです。それは長すぎる!なんとかして、最短の5日で終わらせたい!外に出たいと泣く長男に、なんとか部屋にいるよう話して聞かせました。これだったら、家族の誰かが一緒に感染した方がさみしくないのだろうな...。無理だけど。

しかし、5日経って通常通り出勤したとして、自宅療養の子どもをひとり部屋に残したままでいいのかという葛藤もありました。コロナ陽性者が自宅にいる人が出勤しても周りは嫌じゃない⁈もし息子の体調が急変したら? いろいろ考えた結果、息子の自宅療養期間が終わる10日間までは一緒に家にいることにしました。

5日目になるとすっかり元気になり、暇だ暇だというので、ベランダに出ても良いことにしました。この5日間、布団の上とトイレ以外動かなかったので、筋力もだいぶ落ちているだろうと気になり、ベランダ掃除でもしてみる?と提案しました。水をまいて、デッキブラシで掃除している息子を離れてみていると、どうもゴホゴホと咳がよく出ています。

隔離部屋にこもっていたことで、いつものような看病はできず、咳の症状に気づくことが遅れたようです。できるだけ短時間での接触で子どもを自宅で隔離することの難しさを痛感しました。PCR検査の陽性結果を電話で聞いたときに、念のため咳止め薬を追加処方してもらっていたので、それを飲ませることにしました。

ある瞬間ふと気になり、おそるおそる長男に聞いてみました。「もしかして、熱が出てから歯磨きしてない?」「あ~、そうかもね!」という返事におったまげ~。嫌な予感って当たるのね~。いつもそばで、「勉強した?歯磨きした?」などいろいろ世話を焼いていたのがなくなると、自分からしないのかな?とショッキングでした。

6日目、隔離部屋でひとり食事をするのが嫌だというので、ベランダにテーブルと椅子を出して窓を隔てて一緒に食事をしました。そこで食事をしている息子をみると、野菜を全く食べずに終わろうとしていましたが、「トマトは食べる!レタスも食べる!」と色々口出しするとしぶしぶ食べていました。最終的には出されたものは全部食べたので、うるさく言ってようやく食事が元の量に戻りつつある感じです。

710日目には咳もだいぶましになったので、「夏休みの宿題をこの際全部終わらせよう!」を合言葉に読書感想文や工作をコツコツ仕上げていました。小学4年生の読書感想文は原稿用紙3枚書かなければなりません。こんなに長くかけるのかな?と思いつつも見守っていたら、本を丸写ししていました(笑)

夏休みの工作は、冬の間に海岸で拾っていたシーグラスを使った写真立てです。シーグラスアートというのもあったので、描いたイラストにシーグラスを貼り付けたりしました。

バッターボックスに立つオラ

夏休みが終わって、一番記憶に残っていることを絵日記に書く宿題があるけど、コロナの自宅療養のことだったらちょっと不憫だなぁ。息子の読書感想文の最後には、この本から学んだこととして、「人生楽しいことばかりじゃなくて、時には歯を食いしばって頑張って生きないといけないこともあるんだって思った」と書かれてありました。たぶん、このコロナ療養のことを言っているな...と母はピンときました。確実に大人になっても覚えている記憶に刻まれただろうね。息子の隔離生活の我慢の効果か、家族内で感染は拡がりませんでした。ほんと、やり遂げて偉いと思うよ!あっぱれ~!!

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