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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2018年9月11日

やってきました!やりたい放題 ~迷宮レベル30~

★次男が歩いた瞬間
1歳2カ月になった次男は、満を持して一歩あるくことができました!その瞬間を、母はキッチンでお皿を洗っていたので見逃しました。長男が、「歩いたー!歩いたー!」と大喜び。慌てて駆け寄ると、両手を広げてバンジージャンプをするかのように、そのままの姿勢でこっちに倒れてきます。「おっと~、あぶな~い!」倒れる次男を支えました。
それが面白かったようで、わたしがいるときは母めがけてバンジーをするように。

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数日後、たたたたっと突然歩きました。その瞬間、母はまたお皿を洗っていたので見逃しました。長男が、「5歩あるいた~!5歩あるいた~!」と大喜び。その日は運よくパパもいたので、次男が歩くところを見ることができました。わたしは前回のことを踏まえ、そっと距離をとって見守ることに。勢いよく数歩あるいては倒れあるいては倒れ、尻もちを繰り返しながらパパの足元へ。ニタ~っと笑う次男に、家族全員で拍手をしました。次男も自分で拍手をしながら、再び歩きはじめます。

長男の時は、10カ月で立ったと思った瞬間歩き出すという奇跡に加え、それからハイハイをせず毎日歩いていたので、子どもによって全然違うんだな~と感じました。

★次男から目が離せない
自分でバランスをとれるようになると、ソファーによじのぼったり、ダイニングチェアにものぼり、机の上のものを片っ端から掴んで投げるという荒技を覚えました。平気で机にものぼろうとするので、「めっ!」と怖い顔をしてみせました。

すると、自分でも「めっ!」と言って泣きます。叱られたことはわかっているようです。少し前まで、しかっても逆に喜んだりなかなか伝わりませんでしたが、これも成長です。

ソファーで寝ころんでいる母の顔を踏み台にして、がむしゃらに背もたれをよじのぼり、向こう側の空間へ落ちる寸前で足をキャッチ。まだ危ないということがわかっていません。次男に合わせた部屋の家具のレイアウトにする必要がありそうです。窓の多いわが家のリビングでソファーの位置は悩みの種...。

そんな次男は手先も器用になり、落ちているゴミも上手につまんで食べます。
いやいや、それはあかんやつ!
次男のうんちから、ラムネ菓子の紙箱のかけらがでてきたこともあります。いつのまにかちぎって食べていたようです。かろうじて、その破片に「ラムネ」と書いてあったのが読めたので気づくことができました。毎日こんなに暑いのに、ひやっとした瞬間です。

床の上に物を置かないように、机やカウンターの上にあげていましたが、机の上も次男のテリトリーになってしまい、ますます目が離せません。

指先が器用になると、本棚の絵本をとりあえず全部ひっこぬいて、ばらまきます。そして、とりあえず引き出しを片っ端から順番に開けていきます。おもちゃ箱のおもちゃも外に出さないと気が済まないし、気づけばティッシュペーパーも無残にやられています。毎朝次男はルーチン作業で大忙しです。

やりたい放題の次男ですが、そういう時だけわたしのそばを離れるので、その間に洗濯物を干したり家事を一気にやってしまいます。次男が通り過ぎたあとは、泥棒が入ったようにぐちゃぐちゃになっていますが、毎日のことなのでわたしはそれらを5分で片づける技をいつの間にか習得しました。

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★人見知りの進化形
次男は影のように1日中わたしについてまわります。ソファーから立ち上がるだけでも、どこかへ行くと察知して大泣き。次男がテレビをみているすきに、そ~っと物音を立てず抜き足差し足でトイレに行きます。半径1メートル離れるとセンサーが作動するようで、すぐに気づかれ泣きながら追いかけてきて、トイレットペーパーを見つけては例のごとくカラカラしはじめます。

料理中も、キッチンコンロとわたしの足の間に無理やり頭をねじ込んですきまに入っては、コンロをカチャカチャして火をつけたり消したりします。我慢ならん!と出入り禁止のゲートをとりつけました。わたしが料理をする間、次男は柵に両手をかけガンガン揺らしながら抗議し、泣きます。

無視して料理を続けていると、とても静かになりました。ダイニングテーブルの下で何やら大人しくしているな~とのぞき込むと、机の上に置いてあったお兄ちゃん用のコーン菓子の箱を小脇に抱え、むしゃむしゃ食べ散らかしています。「何してるの?」と声を掛けると、漫画のようにヒャッと数センチ飛び跳ねて泣きました。
次男はアレルギーがあるので、お菓子の箱の原材料をチェック!幸い卵は入っていませんでした。

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ストーカーのように行くとこ行くとこついてくるけど、姿が見えないと逆に何をしているのか心配になります。

★もうすぐ離乳食の完了期
1歳を過ぎたので、メジャーな食材を一通り食べさせられたと思います。しかし、まだ細かく切っていないとうちの子は舌でべっと外に出します。歯の数がまだ4本しかないので、奥歯が生えるまで、まだ食材の硬さには十分気を付けないといけません。この辺は本の通りではなく、個人差があるのでしょうね。

最近はやたらとスプーンを自分で持ちたがって、お皿から自分ですくって食べようとします。しかしまだうまくいかないので、かんしゃくをおこしてお皿ごとテーブルの上のものを投げ飛ばされます。気が付けば、顔に塗りたくられたご飯粒に床に散乱したご飯。
『ここは戦場だ!衛生兵はいないかー?わたしか!』なんて想像しながら、ケチャップだらけの次男を救出します。せっせと床の上のご飯粒を集めてまわっていると、ベトベトの手の次男の体当たりに合い、衛生兵ごと巻き込んで自爆。

週末はパパがいるので、次男の食事を食べさせる役をお願いしますが、パパ隊長はうちの二等兵にスプーンを持たせません。迫りくる手をかわしさっさと口にほうりこんで終わってしまいます。「ママが食べさせると、汚い。」と言われる始末。とほほ。

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★夏の思い出
プールに、祭りに、花火にいろいろ夏の思い出はありますが、わたしの夏の思い出は「セミカーテン」。去年はセミを触れませんでしたが、今年はセミをさわれるようになった長男。捕まえてきたセミを虫かごからカーテンにつけました。一見ブローチみたいですが、ジリジリやつらは動きます。次男が食べないか心配でひやひやしますが、男の子からしたら母親っていろいろ口うるさいって思うのかな?と思い、しばらく何も言いませんでしたが、去年から引き続きわたしは今でもセミが苦手なので、今にも飛びそうなセミを見て心臓がバクバクしています。これは吊り橋効果でしょうか。ことしの夏の胸キュンな思い出です。

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