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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

12歳と7歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2025年1月31日

はじめての餅花作り~迷宮レベル90~

皆さんはどんな年末年始を過ごしましたか?

いつまで経っても暖かい気温が続いていたので、12月になってもまだ紅葉を楽しめたのは、ちょっと得をした気分になりましたね。寒波がやってきて急激な気温の変化があり体調を崩しがちでしたが、わが家では長男がインフルエンザに感染し、続いて私も感染したためごちそうのないお粥のクリスマスを過ごしました。熱が下がってからは、ただただベッドの上でゴロゴロして過ごし、家事をすることなく極楽な隔離生活を送っていましたよ(笑)パパは大変だっただろうけど完全隔離が功を奏し、その後誰にもうつらずお正月には里帰りできました!

★はじめての餅花作りを体験する

玄関に飾った餅花

クリスマスやお正月の準備はあまりできませんでしたが、餅花作りを次男と体験してきました。「餅花(もちばな)」とは、小正月(こしょうがつ)の飾りで紅白の餅を柳の枝などにつけ、一年間の五穀豊穣や家族の健康を願う縁起の良い飾りものです。自分の子どものころの写真に、この餅花が写っている写真があり母親に尋ねてみると、私の住んでいる地域では、女の子が生まれると餅花を飾り、男の子が生まれると松飾りを飾ると聞きました。写真の餅花はおばあちゃんが作ったもののようでした。

白とピンク色のお餅。ちょっと味見しちゃう?

餅花作りはもち粉が洋服につくので、エプロンが必須です。柳の枝にちぎったお餅をまるめてつけようとしましたが、なかなか丸くならず難しかったです。もち粉をつけすぎると枝にくっつかず、もち粉が少なければお餅が手にくっついて離れませんでした。次男は、はじめは面白がって粘土遊びのようにコネコネしながら丁寧につけていましたが、飽きてくると大きな塊をつけようとしたりしていましたよ。慣れてくると、お餅をヘビのように細長くしてから、枝に巻きつけてちぎって形を整えるとまん丸に近い形になるのでは?と思いつきました。

夢中で餅花作り。結構簡単だね!

できあがった餅花は可愛らしく、SNS映えするんじゃないかな?とウキウキしました。ピンク色のお餅は、小豆茶で色付けしてあり、お赤飯のような優しい色合いです。塩漬けの桜を使えば、桜餅のようなピンク色になるのでしょうか。食紅ではなくて、他の食材で色付けを楽しむのも良いですね。

餅花完成!ボクの背より長かった‼

持ち帰った餅花を花瓶に飾ったり、玄関にも飾りました。お正月も終わり、いつまで飾るのか調べてみると、とんど祭りで藁の上で焼いて食べたり、ひな祭りのときに枝からお餅を切り取りひなあられにして食べたりする地域もあるようです。生花と違って枯れないので、一年飾って次の年に交換しても良いようです。餅花をつくったことで「花正月」という言葉も知り、そこからお正月に飾る花の種類を知ったり、大人になってからはじめて気づくことも多いなと改めて思いました。そういえば、母親が赤い実をつける植物の千両と万両の違いを教えてくれたこともあったなと今になって記憶の引き出しから色あせた情報がよみがえりました。

2025年は長男がいよいよ中学生になります。新しい環境になり、私の子育ても次のステージにステップアップです。いつ反抗期がくるのだろうかと、今から少し楽しみであったりします。壁に穴でもあくかしら⁈

初詣でおみくじを引きましたが、今年は「小吉」でした。「草木が天の恵みの雨露を得て栄える如く次第に幸福が増して嬉しいことがあります」と書いてありました。そのおみくじの中に小さな金色の弁天様が入っていました!小さな神様をそっと財布の中に入れ、今年はどんな年になるのだろうかとやってみたいことをいろいろ考えるヒラリーさんでした。

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