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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

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10歳と6歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2019年3月13日

保育所最後の生活発表会 ~迷宮レベル36~

★長男の配役は!?
生活発表会は1年間の総仕上げ。保育所最後となる今回はどんな役になるのかな~?と楽しみです。
3学期になると、生活発表会ですることが毎日の保育に取り入れられている気がします。だから、家で口ずさむ歌、行動をよく見ているとどんな劇をするのかなんとなく毎年想像ができました。長男は家でよくニワトリの真似をしていたので、もしかしてブレーメン?なんて想像していました。
ところが演目は予想を裏切り『西遊記』でした。

「なんの役をするの?」とストレートに聞いてみると、「聞いても覚えられないから役の名前がわからない。」という。そこで、三蔵法師から順番に名前を挙げていきました。牛魔王や羅刹女(らせつにょ)まで言ってみましたが、なかなか当たりが来ません。じらし作戦か!?と思いましたが、本当にわかっていない様子でした。

次の日、「ママ!ぼくの役の名前を覚えてきた!!」というので聞いてみると、「ナレーター」と言います。その衝撃的な役に母はびっくり。
西遊記でまさかのナレーター!しかし、与えられた役をしっかりとこなすことも大事です。「がんばってね」と声をかけ、見守ることにしました。

★6歳児の家での様子
それから、長男は家に帰ってくると"けん玉"で遊ぶことが増えました。お正月遊びの延長でしょうか。はじめは大皿すらなかなかうまくいかなかったけど、子どもの成長は早く、いつのまにか世界一周にチャレンジするまでになっていました。長男曰く、「けん玉がうまい子をじっとみていたら、みんな、ひざを使っていたからマネをした」らしい。
いつの間に真似をして学ぶことを覚えたのか!一通り練習し終わると、やっと次男と遊ぶモードに変わります。次男もお兄ちゃんの真似をしてけん玉を持ってみますが、うまくできるわけもなく、ただ振り回して遊んでいます。ブンブン飛んでくる玉を長男が必死に避けていました。何かの修行でしょうか。

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★いろんな役に挑戦してみる
保育所にお迎えに行ったとき、クラスの女の子に何の役をするか尋ねてみました。すると、「それはお・た・の・し・み」と返されました。女子と男子の違いか、年長さんにもなると、そういう返答ができるのね~と感心しました。
ママ友に、「うちの子、ナレーターらしい」と話すと、「うちの子もそうだよ。何役かあるらしいよ」という返事。どこかでホッとする自分がいました。

今日は三蔵法師をした、今日は猪八戒をしたと毎日いろんな役に挑戦をしていて、最終的に長男が選んだのがナレーターと沙悟浄でした。

★最後まであきらめない
思い返せば、客席にダイブをしたり舞台で石になって動かなかったり、吃音のひどい時期もありました。吃音に関しては、この一年間全くなく言語の発達段階のものだったようです。どんな姿を見せてくれるのか期待値は低く設定していましたが、今年の長男は「ボクをみてほしい」モード。相当自信があるようです(笑)

そしていよいよ生活発表会の日が来ました。西遊記は劇あそびでしたが、リトミックやけん玉、駒回しなど子どもたちが得意なことを披露できるよう構成されていました。だからあんなに一生懸命練習していたのね!大勢の保護者が見守るなか、はっきりとした口調で大きな声でセリフを言うことができ、順番にけん玉を成功させている姿に本当に成長を感じました。

保育所最後の一年は、『最後まであきらめない』というテーマのもといろんなことに挑戦してきた長男。毎日しっかり練習してきたからこそ、どんどんできることも増えていき、それが自信につながっていったのねと改めて感慨深いものがあります。友達にも恵まれ、毎日楽しそうに保育所に通う長男を送るのはあとわずか。いよいよ小学生です。

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