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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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ヒラリーさん webデザイナー

12歳と7歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2020年9月29日

帽子のメンテナンス ~迷宮レベル48~

★マスク着用がベースで人を判断すること
コロナ太りとよく聞きますが、痩せ型で平均より体重の軽かった長男は丁度良いくらいに体重が増え、背もぐんと伸びました。久しぶりにスイミングスクールに行くと、大勢の中自分の子どもが一目でわからないくらいフォルムが変わっていることに驚きました。がっしりしています。これなら早く泳げそうです。

まだまだ続いているコロナ禍、マスク着用で外出することが当たり前になっていますが、道端ですれ違った人が知り合いなのかどうか判断しにくいなぁと感じています。自転車で勢いよく次男を保育所まで送迎していた時、後ろから大声で「かおりちゃんのママー!!」と呼び止められました。周りには誰もいないし、きっとわたしのことでしょう...。わたしに娘はいないし人違いなのに、相手は自信を持っているようで後方でまだ呼んでいます...。きっとその知り合いのママとわたしが似たような体形で似たような服装だったのでしょう。願わくば、その知り合いのママがスリムでありますように...。これからはフォルムで判断になってくるのかしらとため息交じりに思いました。

そう思っているときに、友達のパパらしき人が横断歩道の向かい側にいます。もちろんマスクをしているので目元と体形と...ちょっと薄い髪型(申し訳ない!!)とで判断し、軽く会釈しましたが、信号が青に変わってすれ違った時に見ると別人でした。

あちゃ~、自分も失敗してしまったわ。しかも判断の仕方がね(汗)
こうなると、余計なことに気づかないようキョロキョロせず一点だけを見つめているか、常に目元がほほ笑んでいるよう細めているかしかない!? なんて...。
そんな怪しい人が増えても、コロナ仕様ということで。

★長男の帽子を修繕する
焼けつくように暑い日差しのせいか、何年もかぶっていた長男の帽子は見るも無残なほどに傷んでいます。一番気になったのは汗染み。毎日毎日模様のように帽子に汗が染みこんでいたので、その都度お洗濯していました。色落ちが気になるのでおしゃれ着用の洗剤で洗ってみましたが一向に汗の模様が落ちず、生地が傷むのを覚悟でたわしを使いゴシゴシこすっても全く変化はありませんでした。なんて頑固なんでしょう...。

990円で買った帽子でしたが、息子にとって一番のお気に入り。「買い替えようか?」と提案しても、「なんで?」と特に見た目は気にしていないようです。

聞かなかったことにして新しいものを差し出せば、喜ぶことは間違いありません。しかし自分の持ち物をメンテナンスしながら大切に使うことを経験することも大事なのかなと思い、自分で修繕することにしました。

染めるか塗るか全く経験がないことだったので迷いましたが、布用の染めスプレーを試してみることに決めました。

染めたくない刺繍部分を家にあったクラフト用マスキングテープでざっくり覆いました。そしてベランダに新聞紙を敷いて、勢いよくブシュ―っとスプレー!風も強い日だったので、ぶわっと自分にもかかりました。そうよね、そうなるわね!

しかも、ベランダには洗濯物が干してありました。うっかり~なんて思いながら、そこは面倒だったので帽子と洗濯物の間に身体を滑り込ませ自分が盾に。段ボールを立ててその中でスプレーすべきだったかしらと考えつつ、3回ほどスプレーを繰り返し勢いで仕上げてしまいました。たわしでガシガシこすったところが若干毛羽立ってごわついている気もしますが、色ムラもないしスプレーで染めるというのはなかなかうまくいったようです。しかし、マスキングテープをはがしてみると染める前の生地との色の差が目立っていました。そうよね~、そうなるわね~...。

一番小さいサイズのスプレー缶だったせいか、もうプッシュしてもカスっと空気しかでてきません。気にせず刺繍の上から1色に染め直すプランは強行できませんでした。こうなったらマジックで塗っちゃおうか?と思いつき、ネットで調べてみるとペンタイプの染色ペンがありました。便利なものがあるのね~と感心です。うっかり漂白剤がついた服もこれさえあれば気軽にメンテナンスできそうです。

染色ペンは塗り絵をするくらい簡単に染まりました。同じメーカーではないせいか、ネイビーといっても微妙に色が違うのは気になりますが、まあ息子の帽子だし良しとしよう(笑)
これで完成!としたいところですがこのままだと再び汗染みができてしまうので、帽子の内側にライナーを貼り付けようやく完成です。次に買う時は、白っぽい帽子にしよ~っと軽く心に誓いました。

結局、帽子の値段の2倍以上のメンテナンス代がかかってしまいましたが、お気に入りの帽子をまた被ることができるのが嬉しいと喜んで、息子は今日も暑い中、学校へ元気いっぱい登校していきました。

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