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子育て迷宮日記 子育ては迷うもの。レベルアップに向けて修行なう。

ヒラリーさん

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12歳と7歳の息子を育てています。時短勤務のワーキングマザーです。全力で迷走するリアルな胸のうちをつづります。ちなみに魔女ではありません。

2025年4月 1日

中学校部活動の地域移行ってなに?~迷宮レベル92~

去年の10月頃、次男のスイミング教室で保育園の時のお友達のママに久しぶりに出会いました。マラソンの好きな活発なママです。しばらく世間話をしていると、「そういえば、部活動の地域移行の話は知ってる?」と尋ねられました。なんのことかわかりません。知らないと答えると、全国でそういう動きがあるようで通う予定の中学校でも、あと少しで部活動がなくなると教えてくれました。青天の霹靂(へきれき)です。

競技人口が多いものは受け皿もあるだろうけど、地域移行がなかなか難しい競技もあるんじゃないかと考え、すでに自分が活躍してきた陸上部のクラブチームを作って活動をはじめたと教えてくれました。「へぇ~!そうなんだね」と、その場はそれで終わりました。もうすぐって5年後?3年後?一体いつなのだろう...と無性に気になりはじめました。

調べてみると、すでに神戸市では先行して地域クラブ活動としての取り組みがはじまっているようです。インターネット上の情報はどれも同じような内容でまだまだ具体性がなく、よくわかりません。とりあえずわかったことは、わたしの時代と違い、今の部活動は平日に1日休みがあり、活動時間は1~2時間ほど。週末は土日のうちどちらかで半日練習のようです。地域移行に関しては休日の活動から移行がはじまり、うちの長男が中3になった時点で部活動がなくなるということです。総体はどうなる?やっと自分たちの代になったところで、地域移行後の受け皿がなければ、出場できずに終わってしまうのでしょうか?すごく関係があるのに、なぜこうも情報が噂ベースなのだろうと憤りさえ感じます。

教員不足で、部活動の顧問として先生達が休日返上で働くことは時代のニーズに合っていないし、少子化で廃部もあり選択肢が少ない中から選ぶことになるなど部活動の持っている問題点もわかりますが、なぜその過渡期にあたってしまったのだろう...。

中学校では当たり前のように部活動に入り、息子にも新しい大事な仲間ができていくのだろうと想像していましたが、それがなくなるなんて簡単に受け入れることができないのが本音です。

地域移行をするには、受け入れてくれる団体が必要です。長男は中学校で野球がしたいと言っています。野球なら中学校でそのまま継続できるだろうかと考えましたが、自分の通っている中学校ではなくて、隣の地区の中学校で合同ということも可能性としてあり得るようです。平日に部活動をしに違う中学に行くってハードルが高くないかな⁈場合によっては、毎日親が送迎する必要もでてくるのでは⁈
いろいろ考えても答えがでてきません。

当たり前のように部活動に入ると考えるのではなく、違う選択肢をなるべく早く考えないといけないのではないかと思いました。他の選択肢として考えられるのは、クラブチームへの所属です。わたしの勝手なイメージですが、クラブチームは本気度が高く秀でた能力があり、その競技で将来生計を立てるくらいの勢いでいる人が通うのではないかと思っていたので、少しためらいがありました。

去年の12月頃、家から車で送迎できる範囲に本拠地があるクラブチームを探し、体験会に参加することにしました。体験会を終えて、パパも長男もかなり感化されたようで、そこのクラブチームに入る!と意気込んでいました。他にも見に行かないのか尋ねても、「もう行かない」と...。そして、1月にはどこのクラブチームも新メンバーの募集が終わるというではありませんか。早すぎるっ‼最後に長男にどうしたいか尋ねました。

「ぼくは野球がうまくなりたい」と答えたので、どうなるかわからない部活動は諦め、クラブチームにいますぐ応募をするしかないと判断し入部届を出しました。定員もあるようで、すでに大半が埋まっていると聞くともう腹をくくるしかありません。

野球のクラブチーム選びって、まずどのリーグに所属するか選ぶところからはじまるのだろうと思ったけど、こんな即決でよかったのだろうか⁈と少し不安はあります。息子が入部したクラブチームは、土日祝日のみで一日練習のところです。勉強は平日頑張ってもらおうかな...。

入部が決まってから、新しいユニフォームや道具を揃えていくと20万円がとんでいきました。中学の制服も5万円ほどするし、これからカバンや靴、教科書も買わないといけません。春は出費が多くてぞっとします。

2月になると、中学校の入学説明会がありました。そこでは、「皆さんが気になっている部活動ですが、とりあえず休日から地域移行がはじまります。あとはわかり次第お知らせしていくようにします」という説明だけでした。がっくり。

説明会で久しぶりに会ったママ友と話をすると、すでにサッカーのクラブチームに所属したと教えてもらいました。水泳部に入りたかった子のママは、今通っているスイミング教室の選手育成コースに申し込んだとも聞きました。みんな情報があまりない中で、必死に動いたのだろうなと想像します。
次男が中学校に入学する頃には、ある程度地域移行された後で選びやすくなっているのかな。
結局、今年はサッカーも野球もクラブチームには多くの新入部員が集まったと聞きます。長男のクラブチームは新1年生が40人集まったようです。野球って9人でするスポーツじゃなかったっけ? 3年間ベンチにも入れない可能性があることに、「野球がうまくなりたい」とニコニコしている息子の笑顔が脳裏に浮かび、再びぞっとするヒラリーさんでした。

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