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新米ママ ナミの子育て奮闘記

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9歳と6歳の男の子のママです。子育てに奮闘するリアルな日常を綴ります。

2018年5月28日

【第12回】二人目の出産と二人の育児

◎出産
2月の終わりに無事元気な男の子が生まれた。3400グラム超えの大きめくんだった。
二人目なので一人目より出産は楽かと思いきや、大きさのせいか思いの外苦しんだ(--;)
とは言っても代々安産の家系で、分娩時間は短く、朝方微弱陣痛が始まり、午前中には産まれていたのだが(笑)
それでも今回は陣痛が強くなってからの時間がとても長く感じて、分娩台に上がってから「まだですか?」と子宮口の開き具合を助産師さんに何度も何度も聞いた。長男は分娩室に移動してからあっという間に産まれたので、分娩台にさえ上がればすぐに産まれるという楽観的なイメージが出来上がっていたからだ。
朝食が出されていたのを食べずに分娩台へ上がったが、予想以上の長丁場に途中でエネルギー不足になり、「やっぱり食べます!」と言った。おにぎりを持ってきて貰い、それを握りしめながら「痛ーい!!」と言って治まると頬張るという状態で陣痛に耐えた。お尻がメリメリと割れそうになりながら、どこから出ているのか分からない自分の声ではないような声を出してようやく次男を捻り出した時は「産まれた~」と安堵の涙が出た。
助産師さんに聞くと、分娩台の上でご飯を食べる人はたまにいるらしい(笑)

分娩室でカンガルーケアをしている時、母と長男が入って来た。長男の顔は明らかに緊張していて、口だけが笑っているような不自然な笑顔が貼り付いていた。
私と目が合うと、泣きそうになりながらも堪えて「イチゴ食べる」と言って帰って行った。それを見て涙が出そうになった。
今までだったら「お母さん、お母さん」と駆け寄って来るところなのに。生まれてからずっと自分だけのものだったお母さんが、そうではなくなったことを悟ったんだなと思った。
私と次男の入院中、夫は毎日長男を部屋に連れてきてくれたが、長男はなかなか私と目を合わせてくれなかった。いろいろと葛藤しているんだなというのが見て取れた。それでも産まれたばかりの次男には優しく、「赤ちゃん可愛い」と言って何度も顔を見に行ってなでなでしてくれていた。
次男は、来客がある時は大人しく寝ているので「大人しい子だね~」と言われるのに、二人きりになると泣き出して休ませてくれないという、外面の良いある意味空気を読む子だった(笑)

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◎二人の育児
退院して実家に帰ってから長男は徐々に気持ちを出してくれるようになり、私が次男におっぱいをやっていると「抱っこ抱っこ!」と言って邪魔してくるようになった。夜中も、次男がちょっと泣いただけで起きてしまい、「○○くん(本人)抱っこして欲しかった~!」とひっくり返って泣く。仕方なくおっぱいを中断して長男を先に寝かしつけていると、途中で置かれた次男がギャーギャー泣き出す。「ちょっと待ってねーごめんねー!!」と言ってなかなか寝ない長男に添い寝しながらあくびをするという日々が続いた。
それでも産後1カ月を過ぎる頃には長男はすっかりお兄ちゃんが板につき、ワガママもほとんど言わなくなった。夜中も次男が少々泣いても起きなくなり、随分手がかからなくなった。
「自分で自分で!」というのも治まり、びっくりするほど楽になった。「赤ちゃんみたいに着せてもらう」と言って大人しくお着替えをさせてくれるほどになり、逆に心配なくらいだ(´`:)(笑)これが赤ちゃん返りというヤツだろうか。。
知恵もついてきた。タブレットで動画を観たくなった時には、「ちゃあんとご飯食べたらぁ、ピンクさん(タブレットのこと)観ようねっておきゃくさ(約束)したもんねぇ~」と言って、こちらが「いいよ」と言ってしまうように仕向ける技を身につけ始めた(笑)

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◎引っ越し
妊娠7ヶ月の時、マンションを購入することが決まった。いろいろと手続きが終わり、引っ越したのは3月半ば。1か月検診を迎える前だったので、夫に全て任せることになっていた。里帰り前に荷造りは出来る範囲でやっていたが、全体の荷物の中のごく一部を詰めただけなので、夫はさぞ大変だったことだろう(>_<)感謝!
4月半ばに新しいマンションに子どもたちを連れて帰った。1週間母にいてもらい、荷解きを手伝ってもらいながら、探り探り新しい環境での子育てが始まった。
5月から幼稚園のプレスクールも始まったので、長男も私も新しいことだらけで大変だ。
でも着実に成長する我が子たちを見ながら、本当に幸せだなと実感する日々を送っている(*^^*)

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