お客様本位の業務運営方針について
当社は昨年創立40周年を機に、【経営理念】【経営方針】【行動目標】について、40周年委員会(スマイル40)を設置し、約1年間、社員全員の想いを確認しながら見直しをはかりました。その結果、経営理念として、これからも一番大切にすべきは、『ありがとう=(感謝)』であり、お客様に対してはもちろん、社員、すべての人に常に『ありがとう』を感じていただける会社を目指していくことに決まりました。
コープエイシスの経営理念
『いつも 「ありがとう」 の心で』
「ありがとう」の心は、すべての根源。私たちは、【お客様】、【社員】、【すべての人】に常に感謝の心をもち、より愛される会社を目指します。
経営理念に込めた想い
- ① お客様・取引先様・地域、すべての皆様から信頼される会社を目指します。
- ② 「安心・便利・楽しさ」を提供し、期待を超えたサービスを追求します。
- ③ お互いを尊重し共に成長できる、笑顔あふれる会社を目指します。
想いを実現するための行動
- ① 法令等を遵守し、誠実・確実・丁寧な対応を行います。
- ② 現状に満足せず、常に学び、知識とスキルの向上に努めます。
- ③ 対話を通じ、助け合い、高いチーム力でやり遂げます。
【実施事項】
① 当社では、「コープエイシスの経営理念」「経営理念に込めた想い」「想いを実現するための行動」が当社の隅々まで行き渡るように、これらを社員証の裏面に印字し、業務中は常に社員証を首から下げ、意識することで、その徹底を図っております。また、会議や朝礼時に「想いを実現するための行動」を唱和し、その社内への浸透をはかっています。
② 「コープエイシスの経営理念」「経営理念に込めた想い」「想いを実現するための行動」に関するビデオを作成し、常に視聴できる環境を構築しています。
③ 40周年委員会(スマイル40)が中心となり、社内全体への経営理念浸透への働きかけを継続して行います。
㈱コープエイシスのSDGsの取り組み
保険の取り扱いを通じて
保険は、被保険者の病気や災害などに対する保障(補償)はもちろんのこと、病気や災害などで親を亡くした子どもたちや、重度障害で働けない家庭の子どもたちに経済的な保障(補償)を届けることができます。また、医療の進歩により、治る病気が増えた一方で、早期発見や適切な治療を受けるための費用負担が増えています。当社は、保険の見直しや適正な情報提供を通じて、お客様がより安心して地域社会でお過ごしいただくお手伝いを徹底いたします。
社員教育の充実・組合員向けセミナー等
社員の「高度な専門性」「職業倫理」向上を目的に、「保険全体会議」での集合研修や「AFP資格取得奨励」を行っています。2022年度も引き続き、一般社団法人 日本損害保険代理業協会が運営する「日本代協アカデミー・ネットチャンネル」を活用し、商品知識やコンプライアンスについて体系的に学習を行ってまいります。
保険は専門用語が多く、保障(補償)内容が複雑であるなど、お客様が内容をきちんと理解されていないことも少なくないと考えられることから、コープこうべグループの一員として、組合員イベントへの参加や、社会保険制度・介護・相続のセミナー講師の引き受けなどを通じて、保険教育等にも努めてまいります。
社員満足の向上
コロナ禍を機に、テレワークやオンライン相談の導入など、働き方が大きく変化しています。社員一人一人こそが、当社の最大の財産であるとの考えのもと、ワークライフバランスのとれた明るくイキイキとした心あたたまる職場づくりをめざします。
1. お客様本位の業務運営と企業文化の確立
当社は、『いつも「ありがとう」の心で』の経営理念に則り、お客様の理解度に合わせたきめ細やかな説明を行い、お客様に安心をお届けするために、お客様一人一人に合理的な商品と質の高いサービスを提供し、お客様の最善の利益が図れるよう高度な専門性と職業倫理を保持し、お客様本位の業務運営と企業文化の確立に努めております。合わせて、全社員が生協保険代理店の社員であることに誇りを持ち、「一人は万人のために、万人は一人のために」の生協理念を肝に銘じ、自分自身の仕事に責任をもって、お客様のための業務に邁進してまいります。主力商品である「コープの団体保険」は、コープ共済とともに、組合員とそのご家族のための商品であり、組合員の皆さまのくらしの保障の基本と考え提案を行ってまいります。さらに全国の生協保険代理店と一緒に、ご高齢のお客様や、持病等のため一般の保険への加入が難しいお客様のために、加入年齢の引き上げや加入が容易な保険商品の開発の提案を継続して行ってまいります。
【実施事項】
- ① 「コープの団体保険」は、組合員とそのご家族のための保険であることから、より多くの組合員様の目につく機会を増やすようコープ各店舗にパンフレットを設置しています。
- ②社員の「高度な専門性」を向上することを目的として、「保険全体会議」(年10回開催)において、保険及び保険周辺知識の研修を行うとともに、必要に応じ随時、保険会社による研修(商品研修など)を実施しています。
- ③社員の「職業倫理」を向上することを目的として、「保険全体会議」において、コンプライアンスについての研修や「お客様の声」の改善検討及び共有化を実施しています。
- ④より厳格な内部監査を実施するために、年に2回行う内部監査を外部の弁護士に委託し、専門家の視点からより厳しい監査を実施しています。
- ⑤当社がコープこうべの店舗で展開しているコープ保険プラザ(ショップ)は、コープこうべの店舗に入居しているテナントの団体である「協友店」が年に1回実施している「3Sキャンペーン(接遇点検)」にて、覆面調査員による客観的な接遇点検を受けており、その結果を全店で共有化することにより、接遇力向上につなげています。
- ⑥2022年度も引き続き、一般社団法人 日本損害保険代理業協会が運営する「日本代協アカデミー・ネットチャンネル」を活用し、商品知識やコンプライアンスについて体系的に学習を行ってまいります。
2. お客様の最善の利益の追求
当社は、(ⅰ)コープ保険プラザ(ショップ)、(ⅱ)訪問営業、(ⅲ)通販(電話募集)、(ⅳ)オンライン相談の4つの業態を構え、お客様の多様なニーズとご意向、ご都合に合わせて、お客様の想いに傾聴し、お客様が最善の利益を得られるよう、生損保合わせた豊富な品揃えの中から、「最適な保険商品」を提案いたします。お客様の契約が長く継続されることが、ご契約内容に対する満足度のあらわれであると考えております。
【実施事項】
- ①お客様が商品を指定し、契約を希望される場合は、当該指定商品を当初のご意向として、お客様のお話しをお聞きし、または資料送付する中で、更にお客様のご意向を確認し、お客様目線でご一緒にプランを考えます。非対面でのお申し込みの場合(「コープ店舗内の団体商品パンフレット設置」、「協同購入センターへの団体商品パンフレット搬入」、「ダイレクトメール等による団体商品のおすすめ」等)は、当該商品の申込書の到着をもって、お客様のご意向としますが、当該お客様へ、「受付日」-「お申込み内容」-「予定契約日」-「第1回保険料振替予定日」-等を記載した「サンクスレター」を発送し、改めての注意喚起を行うなど、郵送でのやりとりでも対応できる態勢を整備しています。
- ②お客様が商品を指定されない場合は、お客様の想いに傾聴し、しっかりとご意向を把握した上で、お客様が最善の利益を得られるよう、お客様目線でご一緒にプランを考えます。
- ③ご承諾いただけるお客様からはお客様のメールアドレスを取得し、メールにてお客様のご意向や問い合わせ対応を行います。
- ④既契約のお客様について、(ⅰ)損害保険満期対応、(ⅱ)生命保険契約者へのダイレクトメール、(ⅲ)各募集人による訪問又は電話による近況伺い、に加え、(ⅳ)「コール推進」による電話での契約確認を推進し、既契約のお客様との接点を可能な限り増やして、情報提供等を行うよう努めてまいります。
- ⑤ ㈱コープエイシスのホームページ上に、お客様からのお問い合わせに即座に対応できる「チャットボット」の設置を予定しております。
- ⑥当社では保険募集に携わる社員が、コンプライアンスを遵守することはもとより、同質の判断基準を持ち、同一の募集手順を行うことが、お客様の想いに傾聴し、お客様が最善の利益を得られることにつながると考え、「保険募集管理規定」「保険職務権限規程」「保険募集コンプライアンスマニュアル」及び「保険募集の基礎」を整備した上で、生命保険、火災保険、自動車保険、ペット保険、葬儀保険、団体保険の種目毎に「手順書」を定めています。「比較推奨」についても「比較推奨販売手順書」を定め、お客様の多様なニーズにお応えしつつも、募集人毎に販売する保険商品に「明確な理由の無い偏り」が生じないよう努め、これら業務品質向上のために積極的にシステム投資を行っています。
- ⑦上記規定した手順がきちんと守られているかの点検を公正・適正に行うために、「モニタリング手順書」を定め、モニタリング専任の社員が点検を日々実施しています。万一、不適切な募集や不適切と疑われる募集が見られた場合は、当該担当者を厳格に指導し、改善に努めることとしています。
- ⑧保険募集に携わる社員が手順に則った保険募集を行っているか、同質の判断基準を理解しているかを検証するために、年2回、ロールプレイング点検を実施しています。
- ⑨コンプライアンスについては、日常的に意識させることが重要であると考え、コンプライアンスに係るテストを毎月実施しています。2022年度も引き続き、一般社団法人 日本損害保険代理業協会が運営する「日本代協アカデミー・ネットチャンネル」を活用し、コンプライアンスについても、より効率的な学習を行ってまいります。
3. 利益相反の適切な管理
当社では、お客様のご意向に関わらず代理店手数料が高い商品を提案するような行為は行わず、お客様のご要望に即したふさわしい商品およびサービスを提供します。お客様との相談内容により、保険商品の提案が最適であると判断できない場合は、【保険商品の提案をしない】ということも、私たちの大切な役割であると考え、丁寧にお客様への情報提供を実施いたします。
【実施事項】
- ①当社では、保険商品の販売を行う対価として、保険会社から代理店手数料を受領します。ただし、商品の提案・販売が代理店手数料に左右されることのないように、個別商品毎の代理店手数料は営業社員(実際に保険募集に携わる社員)には開示しておりません。
- ②当社では、変額保険、外貨建て保険等の市場リスクを有する保険商品の新規募集は行いません。
- ③当社では、保険会社のキャンペーンやインセンティブ等に左右されるような販売・推奨はいたしません。また、社員の評価体系も、保険会社のキャンペーンやインセンティブ等に左右されるものとはなっておりません。
- ④当社では、お客様のご要望に即したふさわしい商品およびサービスを提供できているかを確認するために、当社が採用する保険募集管理システム(「保険VOS」)に募集プロセスを詳細に記録したうえ、モニタリング専任の社員が、各募集のプロセスを点検し、万一、不適切な募集や不適切と疑われる募集が見られた場合は、当該担当者を厳格に指導し、改善に努めることとしています。
- ⑤当社の社員の詳細な募集プロセス記録について、抜け漏れを防ぎ、効率的に記録可能とするためのシステム投資や、訪問エリアに合わせた拠点づくりによる運転時間、距離削減、オンライン面談システムの導入等を積極的に行い、社員のワークライフバランス向上に努めています。
4. お客様にとってわかりやすく丁寧な情報提供の徹底
当社ではお客様に提案する商品の特性、告知、保障(補償)内容や保険料・保険金支払い等に係る重要な情報を正しくご理解いただけるよう、お客様の特性に合わせ、わかりやすく丁寧に説明いたします。そのために、お客様を「よく知る」ことからはじめ、お客様のニーズや目的をしっかりとお伺いいたします。
【実施事項】
- ①お客様の年齢、家族構成、保険を必要とする背景なども含めて、丁寧にご意向の確認を行ったうえで相談を進めます。
- ② 保険の仕組みや周辺知識も含めて納得して保険を選んでいただくために、必要な情報※1を提供し、ご理解いただけているか一つひとつ確認しながら相談を進めます。
※1「必要な情報」‥‥公的保険制度(高額療養費制度)や医療事情など - ③具体的な商品の提案にあたっては、ご意向に沿う商品を一覧で提示する等、比較しながら選んでいただけるようわかりやすくご案内します。
- ④ご契約にあたっては、最終的にお客さまがご自身でご判断いただくために、必要な事項を正確に説明し、ご理解いただけたかを確認しながら、適正にお申込みいただけるようご案内します。
- ⑤特に70歳以上のお客様や、保険の乗り換えを検討しているお客様は、より丁寧に情報提供すべきお客様であると位置づけ、契約内容について誤解されることのないよう、お客様のご理解の程度に合わせて、きめ細やかな説明を行っています。
- ⑥70歳以上のお客様については、「18歳以上70歳未満の親族のご同席」を基本とし、どうしてもご親族(18歳以上70歳未満)の同席が難しい場合には、複数回面談、ご親族への十分なご相談の時間を確保するなど、ご高齢のお客様がより適切な判断ができるような対応を実施しています。また、募集時には、ご高齢の方向けの独自チラシを配布し、注意喚起をしています。
- ⑦非対面募集においては、面談募集と比べ意思疎通が図りにくいことを考慮し、より分かりやすく丁寧な説明を実施するとともに、通話ログの録音とその検証を通じた品質の向上を図っています。
- ⑧当社では、保険の乗り換えを検討しているお客様への注意喚起をするために、保険募集プロセスにおいて、「今回ご契約を検討している保険にご加入されることをきっかけに、解約を検討している保険があるのか」を、当初の意向把握直後、最終の意向把握後の2回確認した上で、重要事項説明のプロセスにおいて、「保険の乗り換えのデメリット」について、特に丁寧に説明し、ご了承いただくことを徹底しています。
- ⑨満期更改漏れや保険料の未払いなどによる、お客さまが意図しない保障(補償)の消失を防止するよう万全の対応を行っています。
5. お客様の声を経営に生かす取組み
当社では、お客様の声は「お客様の信頼の確保、事業の成長、さらなるサービスの向上の実現のための重要な情報であり、私たちが目指すべき業務運営の基礎となる。」と認識し、お客様の声を広く集め、さまざまな会議等で周知を行い、今後のサービスの向上や改革に活かす態勢を整備しています。
【実施事項】
- ①当社では、お客様から寄せられた、ご意見・ご要望・お褒め・ご不満等のお声を真摯に受け止め、「お客様の声会議」をはじめ、「保険全体会議」「保険マネジャー会議」「チーム別会議」等の各種会議や社内イントラネットを通じて、全社員に共有化しています。
- ②当社の役員は日々寄せられるお客様の声の全件を確認し、特に重要なご指摘については経営委員会で共有し、早急な改善に努めています。
- ③お客様から寄せられたご意見・ご要望・お褒め・ご不満等のお声については、毎月、3ヶ月毎、半期毎、年度毎に集計・分析を行い、業務運営・経営改善及び社員のモチーベーション向上に活かしています。
- ④特に70歳以上のお客様の声については、当社の最重要課題として、年10回の保険全体会議において、事例共有化やグループ討議を行い、お客様がより理解しやすい保険募集方法や情報提供の在り方を含む業務品質の改善につなげています。
- ⑤お客様からの「お褒めの言葉」や「ありがとう」のお言葉は、私たちの行動を認めていただいた証しとして大切に受け止め、日々の活動の励みにするとともに、全従業員で共有し、より多くの「お褒めの言葉」や「ありがとう」のお言葉をいただけるよう努めます。
6. 全社員に対する適切な動機づけの枠組みの構築
当社では、お客様が商品を適切に選択、購入し、最善の利益を得ることを可能とするために、知識・技能・企業倫理を高めてまいります。当社の社員は、日々学習し、常に最先端の情報をお届けする努力を惜しみません。当社では、保険及び周辺知識の資格取得のための費用補助や時間保障を積極的に行い、一定の資格取得を評価に反映するなど、社員に対する適切な動機づけの枠組みを構築しております。
【実施事項】
- ①当社では、①自ら考え、行動できる人材、②向上心と目標を持ち続けることができる人材、③広い視野を持ち、自己啓発を継続できる人材を、「求める人物像」とし、「職場外社員教育(Off・JT)」、「職場内社員教育(OJT)」、「自己啓発援助制度」の3つに分類した社員教育を実施しています。
- ②当社の保険事業では、「AFP(アフィリエイテッド ・ファイナンシャル・ プランナー)」資格を推奨資格として、保険事業部社員全員の取得を目指しており、AFP資格取得のための「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」受験費用、AFP資格継続費用を会社負担とする、AFP資格取得奨励金の支給等、社員が安心して自己啓発に取り組める環境づくりを実施しています。
- ③AFPの上位資格である「CFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)」、周辺資格である「年金アドバイザー(2級・3級)」、「相続アドバイザー(2級・3級)」、「個人情報保護士」、「社会保険労務士」も同様に推奨資格として指定し、社員が継続して自己啓発に取り組める環境づくりを実施しています。
- ④2022年度も引き続き、一般社団法人 日本損害保険代理業協会が運営する「日本代協アカデミー・ネットチャンネル」を活用し、商品知識やコンプライアンスについて体系的に学習を行ってまいります。
「コープエイシスのお客様本位の業務運営」の定着を測る指標(KPI)
㈱コープエイシスでは、当方針の定着を測る指標(KPI)として、以下を設定いたします。今後は当指標の中長期的なトレンドを用いて、お客様(組合員)の声に真摯に耳を傾ける中で、業務運営の状況について定期的に検証・見直しを行い、お客様本位の業務運営をより一層推進してまいります。
対象期間:2021年4月1日~2022年3月31日
FD宣言項目 | 指標(KPI) | 実績 | 概要 |
---|---|---|---|
1.お客様本位の業務運営と企業文化の確立 | 団体保険保有契約件数の前年比 | 前年比102.0% (件数100,722件) |
コープの団体保険は、組合員(お客様)のみなさまの【くらしのあんしん】につながる保険商品であり、団体保険契約件数は、組合員(お客様)の信頼の表れであると考えています。今後も生協保険代理店として、より多くの組合員(お客様)のみなさまへの周知してまいります。 |
団体保険含むエイシスの総保有契約件数の推移 | 前年比 102.5% (件数151,579件) |
保有契約件数の増加は、ご契約が継続されていることの表れであり、お客様のご意向にあった保険内容になっていることを示すものと考えます。長くおつきあいいただける生協保険代理店をめざしてまいります。 | |
2.お客様の最善の利益の追求 | 生命保険契約の13か月継続率 | 97.1% (1,466契約中1,423件) |
公的保障制度や医療事情等、保険選びに必要な情報提供を行ったうえで、お客様のニーズやご意向を第一に、保険商品提案を行うことを大切にしています。生命保険の継続率は、お客様の納得感・安心感を示すものと考えます。コンサルティングの向上をはかり、長くおつきあいいただける生協保険代理店をめざしてまいります。 |
生命保険契約の24か月継続率 | 95.4% (2,495契約中2,380件) |
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生命保険契約早期解約失効率 | 12か月以内の早期解約失効率 0.47% |
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3.利益相反の適切な管理 | 生保モニタリング実施率 | 65.3% (前年比+11.5%) |
お客様のご意向第一の保険商品選びができているのか、必要な情報提供ができているかなど、選ばれた保険商品が本当にお客様にふさわしい内容になっているのか等、保険募集プロセスについて厳しくモニタリングすることが大切であると考えています。今後もお客様にとって一番に考えた保険募集につとめてまいります。 |
4.お客様にとってわかりやすく丁寧な情報提供の徹底 | 生命保険高齢者対面募集の割合 | 対面募集実施率 77.4% 通販募集実施率 22.6% |
特に70歳以上のお客様は、より丁寧に情報提供すべきお客様であると位置づけ、契約内容について誤解されることのないよう、またお客様にしっかりとご理解いただけるよう対面でのご案内をおすすめしています。さらに可能な限りお子様等18歳~70歳未満の親族の同席や親族の同席が困難な場合は、複数回面談を実施し、契約についてしっかりと考えていただく時間をとることと親族への同意を求めてまいります。 |
生命保険【よりていねいな】高齢者募集実施率 | 95.7% (前期比+8.1%) 【内訳】 親族同席率28.1% (前期差+3.3%) 複数回面談67.6% (前期差+4.8%) その他4.3% (前期差+4.0%) |
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5.お客様の声を経営に生かす取組み | お客様の声受付件数 | 5,904件 (前期差+1,102件) |
生協保険代理店として、お客様が、私たちのサービスや保険商品についてお気軽にご意見をいただける関係性づくりが何よりも重要であると考えています。 |
お客様の声のお褒めの割合 | 65.4% (前年比 △8.5%) |
お褒めの言葉は、お客様からの信頼の表れであると考えています。これからも法令を遵守し、誠実・確実・丁寧なお客様対応を心がけ、より一層のサービス向上を目指してまいります。 | |
お客様の声からの業務改善件数 | 37件 (前年差+10件) |
ご不満やご意見・ご要望を真摯に受けとめ、迅速・適切に対応し、積極的に業務品質改善に取り組んでまいります。 | |
6.全社員に対する適切な動機づけの枠組みの構築 | AFP取得者数 | 40名 (前年差 +3名) |
お客様が商品を適切に選択、購入し最善の利益を得ることを可能とするために、より高度な知識・技能・企業倫理を高めることが重要であると考えており、保険事業部社員全員のAFP資格の取得を目指して参ります。 |
AFP取得率 | 64.5% (前年比 +9.3%) |
過去2年間の取組について
指標(KPI) | 2020年 (2020年4月1日〜2021年3月31日) |
2021年 (2021年4月1日〜2022年3月31日) |
---|---|---|
新規契約件数 | 13,401件 (前期比△3.9%) |
12,967件 (前期比△3.3%) |
保有契約件数 | 147,829件 (前期比100.9%) |
151,579件 (前期比102.5%) |
自動車保険の更改率 | 91.2% (前期差△0.9%) |
92.9% (前期差+1.7%) |
生命保険の早期解約・早期失効率 | 契約後8週間以内の 早期解約率:1.09% (前期差△0.19%) 早期失効率:0.38% (前期差△0.2%) |
契約後8週間以内の 早期解約率:0.91% (前期差△0.18%) 早期失効率:0.27% (前期差△0.11%) |
生命保険の70歳以上のお客様対面募集時の20歳以上70歳未満の親族同席率又は複数回面談率対応 | 親族同席率31.4% (前期差△6.9%) 複数回面談率62.8% (前期差+23.5%) |
親族同席率28.1% (前期差△3.3%) 複数回面談率67.6% (前期差+4.8%) |
AFP取得率 | 55.2% (取得者数 37名、 前期差+8.9%) |
64.5% (取得者数 40名、 前期差+9.3%) |
お客様の声件数 | 4,802件 (前期差+912件) |
5,904件 (前期差+1,102件) |
【お客様の声】詳細
対象期間:2021年4月1日~2022年3月31日
分類 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
お褒め | 3,863(前期差+316) | 65.4%(△8.5%) |
何らかのご不満のお申し出 | 636(前期差+28) | 10.8%(△1.9%) |
お問い合わせ | 468(前期差+164) | 7.9%(+1.6%) |
募集人、保険会社等の手続き上のミス | 227(前期差+167) | 3.8%(+2.6%) |
ご要望 | 289(前期差+169) | 4.9%(+2.4%) |
その他 | 421(前期差+258) | 7.1%(+3.7%) |
総計 | 5,904(前期差+1,102) | 100.0% |
【お客様の声「ご不満のお申し出」】詳細
対象期間:2021年4月1日~2022年3月31日
分類 | 件数 | 構成比 |
---|---|---|
手続き書類のわかりにくさ | 69(前期差△32) | 10.8%(△5.8%) |
面談時、電話時の接客・対応 | 133(前期差△19) | 20.9%(△4.1%) |
加入者証について | 12(今回新設) | 1.9%(今回新設) |
閉店について | 23(今回新設) | 3.6%(今回新設) |
説明不足 | 21(前期差△21) | 3.3%(△3.6%) |
募集人、保険会社の手続きミス | 38(前期差△4) | 6.0%(△0.9%) |
お客様の事故時の対応 | 27(前期差+19) | 4.2%(+2.9%) |
保険金請求のついて | 48(前期差+18) | 7.5%(+2.6%) |
保険料について | 49(前期差+11) | 7.7%(+1.4%) |
お客様の勘違い等 | 107(前期差+13) | 16.8%(+1.3%) |
外部との連携 | 62(前期差+7) | 9.7%(+0.6%) |
その他 | 47(前期差+2) | 7.4%(+-0%) |
総計 | 636(前期差+29) | 100.0% |
お客様の声によって改善した業務内容の一例
「ショップで相談しているとき、飛沫防止のアクリル板があるので、耳が悪く聞こえにくかったが、集音機を貸してもらったら、とてもよく聞こえた。」
このような声をいただき、以下のとおり、改善いたしました。
- コロナ感染防止の対策をおこないつつ、声が聞き取りやすいよう、【集音機】を設置いたしました。マイク型のため、直接肌に触れないため衛生面でもご安心いただけるようになりました。
「コープの三大疾病保険に加入したが、加入者証が届かない。」
このような声をいただき、以下のとおり、改善いたしました。
- コープの三大疾病保険は、ご加入開始後に加入者証が発行される商品のため、お手続きから加入者証到着までお時間を要します。そこで、加入者証到着までのスケジュール等、お客様へご案内書面を送付しています。その案内書面の文言を、【手続きから3か月後】と変更し、お客様にわかりやすい表現に変更いたしました。
「組合員割引で火災保険に加入した。補償開始は12月だったけど、保険料引き去りは3月から開始でした。損害保険料控除ってどうなるのか、説明はきいたような気がするけど、よくわからない。もう少しわかりやすければいいのに・・・」
このような声をいただき、以下のとおり、改善いたしました。
- ご契約時にお渡しする「お客様への手渡しカード」に、控除証明書のご送付に関する一覧表を追加し、補償開始スケジュールとともに、新規契約時のご案内の徹底をはかりました。
「ネットで検索した『コープの三大疾病保険』が気に入って、スタンダードプランに加入したいと思ったが、コープこうべではシンプルプランのみの取り扱いで、スタンダードプランに加入できなかった。」
このような声をいただき、以下のとおり、改善いたしました。
- 2022年3月より、『コープの三大疾病保険』スタンダードプランの取り扱いを開始いたしました。
「『コープの団体がん保険』の補償をアップする申込をしたが、1か月たっても連絡がない。どうなっていますか。」
このような声をいただき、以下のとおり、改善いたしました。
- 申込書受付後、加入者証発送まで時間を要するため、申込書受付時に、「受付完了のご連絡」を郵送でご送付し、お客様にご安心いただけるよう改善いたしました。
「『自転車事故補償プラン』の加入申込書の書き方が、記入例を見てもわかりにくかった。」
このような声をいただき、以下のとおり、改善いたしました。
- 自転車事故補償プランのパンフレットにある【申込書記入例】を、色分けや注釈文章を追加し、わかりやすく修正いたしました。