2018年01月04日
医療費控除とセルフメディケーション税制
【セルフメディケーション税制って?】
2017年分の確定申告から、指定された医薬品(スイッチOTC医薬品)をドラッグストアなどで購入した金額が年間12,000円を超えると所得控除が受けられます。
従来の医療費控除は年間の自己負担額が10万円を超えた部分が控除対象なので、それに比べると12,000円超という小額から手軽に控除を受けられ、生計を一にする配偶者や家族の分も合算できます。
ただし、セルフメディケーション税制と医療費控除は併用できないので、どちらかを選択することになります。 どちらを利用するか、医療費控除フローチャート.pdfで確認しましょう。
ポイント1. セルフメディケーション税制の控除を受けるためには、健康診断やがん検診、予防接種などを受けていることが前提となります。
ポイント2. 治療目的で購入したスイッチOTC医薬品は、医療費控除で申請する場合、その金額を含むことができます。
●スイッチOTC医薬品の対象商品にはレシートや箱に識別マークが明記されていることが多いので確認しましょう。
●よく購入する医薬品がスイッチOTC医薬品かどうかこちらで確認しましょう。
●セルフメディケ―ション税制を選択する場合は健康診断の結果や予防接種の領収書なども必要になります。