9月9日の検査で､お茶に放射性物質が検出されましたが､暫定規制値以内でした。 これは､製品である「製茶」をそのまま測定したもので､表示されているセシウムの数値は１キログラムあたりの量を示しています(単位:ベクレル/kg)。お茶の場合､飲用として利用するには､5～10ｇ程度の茶葉に湯を注ぎます。商品検査センターで､裏面の使用方法でお茶をいれ､飲用する状態で測定したところ､放射性物質は「検出せず」との結果になりました。

農林水産省のQ&Aでは､「飲用する際には､濃いめのお茶をいれる場合､製茶2gに対し60mlのお湯で浸 出しますので､放射性セシウムが全て飲用部分に出てくると仮定すると､濃度は製茶の30分の1程度になると考えられます。なお､農林水産省が行った調査によると､飲用部分に出てくる放射性セシウムは､5～6 割程度であることが明らかになっており､実際の飲用茶に含まれる放射性セシウムの濃度は､さらに薄く 製茶の50分の1程度になるものと考えられます」となっています。