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放射性物質による食品汚染問題への取り組み

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放射性物質の検査方法

 

コープこうべでは、放射性ヨウ素・放射性セシウムから出るガンマ線を測定する「ゲルマニウム半導体検出器」と、「NaI(エヌエイアイ)シンチレーション検出器」で自主検査を実施しています。

 

■優先的に検査を実施するもの

  • ・「コープス」や「フードプラン」の農・水・畜産品および冷凍・乾燥野菜
    ※「コープス」「フードプラン」・・・コープこうべのプライベートブランド商品
  • ・日常生活において一般的に摂取量が多く、供給量も多い食品。また、組合員からの問い合わせや
    利用の多い食品
  • ・放射性物質の影響を強く受ける乳幼児や妊娠中の組合員の利用が多い食品
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■検査方法

entry_img1.gif  1. 検査品をきざむ

土などを洗い流した検査品を細かくきざみます。
写真は、キャベツ。

entry_img2.gif  2. 容器に詰める

マリネリ容器に、検査品をすき間なく詰めます。
※マリネリ容器:アクリル製の円筒型の容器

 

entry_img1.gif  3. 分析する

マリネリ容器を検出器にセットして分析します。
測定には20分~3時間かかります。

entry_img2.gif  4. 解析する

分析データから、物質の種類と濃度を解析します。
  

 

 

ゲルマニウム半導体検出器

厚生労働省の「食品中の放射性セシウム試験法」に基づく検査法
種々の放射性物質を区別し特定する能力が優れており、信頼性の高い結果が得られます。

 

 

NaIシンチレーション検出器

厚生労働省の「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に基づくNaIシンチレーションスペクトロメータを使用
米、ヨーグルトなどの一般食品と牛乳のスクリーニング検査に使用します。
放射性セシウム検出時にはゲルマニウム半導体検出器で定量します。
また、牛乳は個別に精度管理を行い確認しています。

 

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