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放射性物質による食品汚染問題への取り組み

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よくあるご質問

 

Q:<新基準値について>コープこうべ商品検査センターでは、1日、どのくらい検査できるのですか。

A:1日およそ4品目、毎週15~25品目程度の検査を、優先順位を決めて計画的に実施しています。

 


 

Q:<新基準値について>新基準値の特徴を教えてください。

A:特別な配慮が必要とされる食品を「飲料水」「乳児用食品」「牛乳」、その他の食品を「一般食品」とする4つの分類になり、これまでの暫定規制値に対して1/5~1/20の数値に設定されました。食品衛生法に基づき、基準値を超えた食品は出荷停止になります。
放射性セシウムの基準値は下記のように変わります。
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Q:<新基準値について>「乳児用食品」とはどのような食品ですか。

A:調製粉乳やベビーフードなどが「乳児用食品」に分類されます。

 


 

Q:<新基準値について>これまでの「牛乳・乳製品」が「牛乳」だけになっていますが。

A:新基準値では、「牛乳」に分類されるのは牛乳のほか、低脂肪乳やコーヒー牛乳などの乳飲料です。それ以外のヨーグルトやチーズ、乳酸菌飲料は「一般食品」となります。

 


 

Q:<新基準値について>ペットボトルのお茶は「飲料水」ですか。

A:ミネラルウォーターや容器入りの飲料茶は水と代替できるので「飲料水」と同じ扱いです。茶葉は湯で抽出して飲用茶の状態にして検査するため「飲料水」に分類します。ただし、缶コーヒーや缶ジュースは「一般食品」に分類します。

 


 

Q:<新基準値について>干しいたけなどの乾燥させた食品の検査方法を教えてください。

A:乾燥きのこ類や、昆布類のように、一般的に水で戻して食べる食品は、水で戻してから検査します。ただし、のり、煮干し、干しぶどうなど、そのまま食べる食品は乾燥した状態で「一般食品」の基準値を適用します。

 

■「食品中の放射性物質の新たな基準値」に関する詳しい内容は、厚生労働省のリーフレットに掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/leaflet_120329.pdf



 

Q:検査をした商品には、「検査済」のマークを入れてほしいのですが。

A:コープこうべが導入しているゲルマニウム半導体検出器による検査は、抜き取ったサンプルを粉砕するなどして行います。
サンプル以外の商品がすべて同一の値を示すものではありません。
そのため、個々の商品に「検査済」と表示することは、誤解を招く恐れがありますので、そのような表示は行いません。
なお、検査状況については、コープこうべホームページで随時お知らせします。
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Q:組合員が自分で検査できるように、店舗に簡易な検査機器を置いてもらえませんか。

A:私たちの身の回りには、もともと放射性物質が存在します(自然放射線)。
仮に、今回の事故による放射性物質が食品に付着していた場合でも、その量はごくわずかです。
正確な数値を測定するには、自然放射線の影響を受けないような管理が必要です。
店頭での簡易測定器による測定では、正確な数値を確認することは出来ず、誤ったデータが広がる危険性もあります。
そのためコープこうべでは、商品検査センターにゲルマニウム半導体検出器を設置し、検査技術を修得した職員による検査を進めています。
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Q:「あじわい牛乳」などは産地名が書かれていません。産地を表示してください。
A:「あじわい牛乳」は、複数の産地の原乳を使用しています。原乳の品質の安定や生産量などによって産地を変更する場合が多いため、原乳の産地表示は困難です。牛乳は乳幼児も多く飲食することから、少しでも不安を軽減していただけるよう、定期的に検査を行います。検査状況については、コープこうべホームページで随時お知らせしていますのでご覧ください。
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Q:お米の放射能が心配です。

A:米は、利用の量・頻度ともに多い食品で、組合員のみなさまからのお問い合わせも増えています。
コープこうべ商品検査センターでは、取り扱っている銘柄の新米を自主検査し、随時検査状況をホームページでお知らせしていきます。
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Q:北関東・東北の野菜の取り扱いが増えていませんか。兵庫県産のものをもっと増やしてください。

A:コープこうべでは、コープス「ひょうご発」シリーズをはじめ、地元産の商品の取り扱いに力を入れています。
しかし、年間を通して安定的に供給するために、野菜などは日本の四季に合わせて、取り扱い産地を変えています。
具体的には、春は南(九州方面)から、夏になるにつれ順次北上した地域へと、出荷量の多い地域のものを中心に買い付けており、7~8月の夏季には、北関東・東北の産地の商品の取り扱いが多くなります。
各自治体での検査情報の収集や商品検査センターでの自主検査などを通し、可能な限り放射性物質による汚染リスクの低い商品を供給できるよう取り組んでいます。

 


 

<関連リンク>
日本生協連のサイトへ
http://jccu.coop/topics/radiation/

厚生労働省の「食品中の放射性物質への対応」サイトへ
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html